『でんぷん』私たちの生活の中で様々なカタチとなり活躍しています。コンビニの食品や、冷凍食品、医薬品、紙製品、携帯電話やコンピューターなど・・・
例をあげればキリがないほど私たちの生活はでんぷんによって支えられています。
私たちは、その「でんぷん」にアイディアや機能加えた「加工でんぷん」の開発・製造を手がけるメーカーです。
「でんぷん力」によって世界の問題を解決をすべく、チャレンジを続けていきます!
環境に優しい天然素材として関心を集め、私たちの日常生活の中で様々な活躍をしている『でんぷん』。限りある石油とは異なり、地球にもヒトにもとても優しい素材です。弊社は、このでんぷんの特性を活かしつつ、新たな機能を付加した『加工でんぷん』を開発・生産し様々な用途に供給しています。地球環境に対する意識が高まっている昨今、お客様からの引き合いも多く、需要も途切れることはありません。当社の「加工でんぷん」が各分野で大活躍しています!これは健全な財務体質の裏付けにもなっています。日澱化學は今後も更なる技術革新で新たなでんぷん"力"を発掘し、社会に提供し続けます!
当社の加工でんぷんは、同じ製品でも使われ方が多様にあり、用途・目的に合った使用方法や使用量等の調整が必要になります。当社の営業部はそういったお客様のニーズを的確につかみ、研究開発部門と連携しお客様の抱えている問題に対し、解決策となるユニークな使用方法やオリジナリティある新製品をご案内しております。また、生産部門とも連携し、その時のニーズに応じた製品の最適な生産調整を行うことで、製品をお客様の下へ安定供給しております。このように当社は各部門が連携することで一体となり製品を広めております。
馬鈴薯、タピオカ、とうもろこし等から採れる「でんぷん」を原料に様々な加工を施してつくられたのが新たな機能が付加された「加工でんぷん」です。当社は1917年の創業以来、加工でんぷんのメーカーとして食品や医薬、工業用途で幅広いものづくりを支えてきました。強みとなるのは柔軟な対応力で、少量多品種・複合加工・アプリケーション開発などお客様のニーズに応えるチカラで国内外の同業他社と差別化。長い歴史と実績に甘んじることのない、ニッチかつ機動力あふれるものづくりで高い評価を得ております。
事業内容 | 加工でんぷんの製造・販売 |
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設立 | 1917 年5月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 184名 |
売上高 | 5,314百万円(2022年4月)
4,666百万円(2021年4月) 5,465百万円(2020年4月) |
代表者 | 代表取締役社長 中島 徹 |
事業所 | ・本社:大阪
・大阪工場 ・研究開発室(大阪) ・東京営業所(東京都中央区) ・関連会社「NIC STARCH PRODUCTS LTD」(タイ) |
「加工でんぷん」の主な特性と用途 | <食品分野>
水溶性の高分子である「でんぷん」は、ヒトの唾液で解け、体内でブドウ糖になる 安全な素材であるため、さまざまな食品に用いられています。 ●とろみ付け/濃厚ソース、各種タレ、スープ、レトルト食品、介護補助食品流動化剤 他 ●ボディ形成/冷凍食品、チルド食品、ゼリー、葛もち、わらびもち 他 ●表面のツヤ出し/米菓、佃煮、乾物 他 ●風味や食感の維持/かまぼこなどの練り製品、餃子、シュウマイ、卵加工品 他 ●ふくらます/米菓、えびせん、スナック菓子、パン、ケーキ 他 <医薬・飼料分野> ●賦型剤/各種の錠剤(少量の医薬品の成分をヒトが飲みやすい錠剤加工するための 増量剤などに用いられています) ●養鰻飼料/粘結剤 <工業分野> ●接着/事務用糊、ラベル糊、ガムテープ、洗濯糊、仕上糊 他 ●ガラス繊維の集束/プリント基板 ●製紙/紙力増強剤、表面サイズ剤、コーティング剤 他 ●粘結/磁石、耐火煉瓦、セラミック、セラミックファイバー、建設残土処理剤 他 <化粧品分野> ●毛髪の感触改良/シャンプー・トリートメント ●泡質改良/シャンプー・洗顔料 ●流動性改良/ファンデーション・粉末洗顔料 |
研修について | <全職種>
◆新人研修 まずは日澱化學のことを知って下さい。 また、社会人として必要最低限のことについて、お伝えします。 ◆現場研修(約1ヶ月) ・日澱化學の製品 ・「でんぷん」に関する知識 ・工場での製造過程 ・そこで携わる人たち、仕事たち などを、工場で実際に仕事をしながら、勉強をしていきます。 工場はすべての商品の原点となる場所です。 営業の方も、品質管理・研究開発の方も、自分の仕事はかならず工場を通じて、 お客さまの元に運ばれます。その工場で実習を受けて頂きます。 ◆基礎研修(約1ヶ月) ・営業職研修 製品の用途などの知識研修と合わせて、 先輩営業と一緒にお客さまのところに同行をしたり、 お客さまの工場見学を行い、実際に自社の製品がどのように使われているのかを 見て頂きます。 ・研究開発職研修 基本的な「でんぷん」の原料の特徴などの知識研修や 実際の研究内容を少し体験してもらいながら、感覚を掴んでもらいます。 上記の研修を通じて、10月1日に正式配属です。 その後はアットホームな職場環境のなかで、 上司や先輩がていねいに指導していきます。 |
沿革 | 1917年 5月 合資会社日本澱粉製造所設立。赤玉印(Red Ball Brand )の商標にて、
日本で初めて加工でんぷん(焙焼デキストリン・ソルブルスターチ)の生産を開始 1942年 5月 株式会社に改組し、日本澱粉製造株式会社となる 1955年 架橋でんぷんの生産を開始 1957年 アルファ化でんぷんの生産を開始 1960年 でんぷん誘導体(エーテル化でんぷん)の生産を開始 1962年 特許取得した流動焙焼装置による焙焼デキストリンの量産化を開始 1963年 酵素デキストリンの生産を開始。捺染用変性グアーガムの生産を開始 1964年 スプレードライヤーによる酵素デキストリンの量産化を開始 1965年 6月 東京営業所開設 1967年 8月 創業50 周年を契機として、日澱化學株式会社と社名変更 1974年 6月 資本金1億円に増資 1987年 8月 タイ国で合弁会社NIC STARCH PRODUCTS LTD .設立 2007年 9月 エコアクション21認証登録(工場、研究開発室) 2010年 4月 大阪工場内に新社屋竣工 2010年 9月 エコアクション21認証登録(全社) 2017年 5月 創業100周年 |