青森県八戸市に拠点を構え、熱絶縁工事を手掛ける専門工事会社です。青森県内から岩手県北部を営業エリアとしています。1970年の創業以来、50年以上にわたって公共施設などの熱絶縁工事に携わり、経験豊富な営業の提案力や熟練の職人による施工力などから、地域の皆さまから信頼をいただいてきました。今後も新しい材料や技術を積極的に取り入れながら、地域に根差した事業運営を行っていきます。
熱絶縁工事のプロ集団である当社。熱絶縁工事とは、冷暖房換気設備や給排水衛生設備などの配管やタンクの熱の損失を防ぐため、保温材などの取り付けを行う工事をいいます。当社は機動力の高さを強みとし、青森市や盛岡市の協力会社との連携を図り、青森県内から岩手県北部のエリアを営業範囲としています。学校や病院、美術館や博物館、役所、漁港の荷捌き所、自衛隊施設、スケート場といった公共施設の熱絶縁工事を中心に手掛けてきました。人々の生活の基盤となる公共施設に関わる工事を柱としているため、今後も安定した受注が見込まれています。また、熱絶縁工事は地球環境保全のための省エネルギー対策としても注目されています。
熱絶縁工事に使われる保温材には、ALGC(グラスウール保温筒)や、PF(スチロール)保温筒、ロックウールなど様々な種類があります。中には、アーマフレックスやSDGsを意識した新素材、けい酸カルシウム保温材や撥水性パーライト保温材といった無機多孔質保温材など、注文してから納品までに時間がかかる保温材も。当社の営業はこれまでの豊富な経験をもとに、お客様の要望や仕様、納期などに合わせて、保温材や施工方法を選定する提案力があります。また、登録保温保冷基幹技能者や1級熱絶縁施工技能士の有資格者が在籍するなど、熟練した職人の技術力により、高い品質の施工を行っています。
お客様から熱絶縁工事の相談を受けると、現場調査で現場の状況や仕様、施工範囲、納期を確認します。次に、作業内容をもとに材料のほか、自社や協力会社の作業員の手配を行います。そして、作業開始日や注意事項を確認した後、工事を担当する作業員に対して、現場の状況や工事現場での決まり、安全上のルールなどの送り出し教育を実施。その後、現場で保温材の取り付けや板金塗装などの作業を行うという流れです。総合職として入社した社員も、まずは現場で保温材の取り付け作業を担当。倉庫内の練習台で配管への保温材の取り付け作業を習得した後、先輩に同行して現場で保温材の種類を覚えながら、徐々に作業を担っていきます。
事業内容 | ビル・ホテル・工場・マンション・流通店舗・学校・公共施設・自衛隊施設・発電施設などの冷暖房・空調・換気・給排水・消火・建築付帯設備に関する熱絶縁工事
※保温、保冷、防露、断熱、板金、塗装、放射線遮蔽、遮音、消音、耐火被覆 |
---|---|
設立 | 1986年3月(創業:1970年1月) |
資本金 | 1,500万円 |
従業員数 | 9名 |
売上高 | 18,000万円(2022年2月決算時点) |
代表者 | 代表取締役 上村 克彦 |
事業所 | 本社/青森県八戸市大字妙字油久保6-1 |
許認可(登録)番号 | 建設業許可:青森県知事許可(般-4)第11113号 |
資格取得者数 |
登録保温保冷基幹技能者:3名 1級熱絶縁施工技能士:6名 2級熱絶縁施工技能士:1名 建設業経理士事務士2級:1名 (2023年4月現在) |
沿革 | 1970年1月:上村保温工業所を創業
1980年9月:建設業許可取得 1986年3月:株式会社上村保温を設立 |