株式会社サンエー

「自主独立の精神」とは、「自分の進む道は自分で切り開く」というサンエーの信念です。沖縄の本土復帰以降、本土資本企業から提携の話もありましたが、当社は「自主独立」を貫徹。厳しい流通業界で「選ばれる企業」となるために、社員一人ひとりが経営者であるという姿勢で、誇りと責任と権限を持ち、仕事に当たっています。また、「善の発想」すなわち「人を好きになり、お客様の喜びを自らの喜びとする」心を大切にしています。お客様の喜びを実現するために、どんなピンチも“逆境こそ自らを成長させる好機”ととらえ、デメリットをもメリットに変える逆転の発想で、どんな壁も時代の変化も乗り越えていきます。

戦後復興期の1950年、サンエーの前身である「折田商店」が誕生し、地域密着型のチェーンストアとしてスタートしてから半世紀余り。当社は、どんな困難にもくじけず、いくつもの壁を乗り越えてきました。海に囲まれた島国のデメリットを克服するため、独自の流通システムを構築。そして、電器館や外食、ドラッグストア部門など、総合小売業へと事業拡大してきたのです。しかし、私たちが新しく出店するとき、あるいは新しい業態にチャレンジするとき、どんなときでも胸にあるのは、大切な「お客様の笑顔」。それは、これからも変わることのない「サンエーの原点」なのです。

経営者は、ほかから指示をされて仕事をするのではなく、自ら考え、実行し、結果を出さなければなりません。私たちが求めている人材は、そんな「経営者になりたい人」です。つまり、受け身ではなく、つねにプラス志向で、努力を惜しまず、チャレンジ精神のある人。そして、お客様の笑顔を自らの喜びとして感じ、現状に満足することなく、夢に向かって挑戦する。そんな人材を求めています。当社はこれまで、サンエーの強みは「人材!」と、誇れるまでの教育をしてきました。しかし、サンエーには教育マニュアルはありません。マニュアル通りに出来る社員を育てるのではなく、経営者感覚を身に付ける教育を実施しています。