株式会社伸和製作所

1986年の設立以来、難易度の高い部品加工の実績・経験を着実に積み上げてきた当社。2004年には「匠の技集団」として、さらなる飛躍を目指し、大阪府枚方市に位置する関西文化学術研究都市「津田サイエンスヒルズ」に本社を移転。現在は、日本を代表する大手企業との取引が拡大し、お客さまの技術革新の一端を担い、部品の共同開発を行なっています。また、ベトナムに子会社を立ち上げ、生産体制を拡大。今後は、これまで培ってきた高付加価値なモノづくりの継承と、AIやIoTを取り入れた「匠の技」のデジタル化の両立に注力し、さらなる発展を目指します。

私たちが手がける精密部品は、社会インフラを支える船舶や重機など、機械の心臓部として使用されいます。普段の生活で目にすることはありませんが、世界中の海上輸送や建設・土木の工事現場で活躍しています。社会インフラを支える心臓部となる部品だからこそ、少しの狂いも許されないのが私たちのモノづくり。長年培ってきた技術力で、精度の高い部品を作り上げています。例えば、金属に垂直な円筒の穴を開ける、仕上がりは単純に見えても、ここには研究を積み重ねて開発された最高水準の加工技術が詰まっています。簡単には習得できない技術だからこそ、大手メーカーをはじめとして多くの企業から依頼が寄せられています。

精密加工の技術を未来へ繋いでいくため、当社では若手社員の育成に注力しています。私たちが手がける部品は複雑で多岐にわたり、すべての技術を習得するには時間がかかります。そのため、研修や教育制度が充実しており、着実に技術を身につけられる環境を整えています。また、当社には社歴にかかわらず、社員の意見を積極的に取り入れる風土があります。新たな技術開発に取り組む「研究開発会議」には、担当外の社員も参加し、新たな視点から柔軟にアイデアを取り入れています。担当者だけが開発に取り組むのではなく、社員全員が開発・モノづくりに取り組むのが当社のスタイル。チームでモノづくりをするやりがいを感じられる環境です！