これが私の仕事 |
潤滑油の研究開発。新規エステル組成の提案・物性評価から量産化条件の確立 お客様に求められた潤滑油の物性を満たせる化学構造を考え、ラボで実際に合成して評価します。粘度や低温での流動性、劣化のしにくさなど、用途によって重視される物性は様々ある中で、各特性のバランスをとりながら、お客様に納得いただけるものが提案できたら、次は工場でのスケールアップになります。お客様の声を直接聞いて、ラボでの基礎検討から工場での生産立ち上げまで一貫して携われるのがこの仕事の醍醐味です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自身が担当した製品の初出荷を見送る瞬間はいつも達成感があります。 入社4年目までは受託製造の条件を確立する仕事を主に担当しており、5年目から現在の潤滑油製品を担当するようになりました。入社1年目から工場での生産立ち上げに携わらせてもらい、初めて自分の担当した製品が出荷されていくときは、嬉しくて工場の端までタンクローリーを見送りに行きました。工場での生産となると、営業や現場のオペレーター、品質管理課など、他部署との連携が欠かせません。トラブルが起きないよう、安全、品質、納期など多方面に気を配りながら、即座に判断を求められることもあり、10年目になった今でも工場での試作は緊張感を伴います。その分最初の出荷を見送るときはいつも、それが10Kgでも10Tonでも(総額数万円相当でも一千万円相当でも)一番達成感があります。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
本音で話した上で「ぜひ来てほしい!」と言ってもらえたこと。 就職活動の際、はじめは大学院時代の自分の研究内容にこだわらず、エネルギー、モビリティー、電子材料など比較的幅広い業種のお話を伺いました。しかしながら結局のところ、有機合成を扱っている企業が一番入社後の自分の仕事をイメージしやすく、自然と業種が絞られていきました。中でも当社の面接は、志望動機や自己PRなどの型にはまった質問ではなく、「なぜ化学を選んだのか、何をモットーに取り組んできたか」など、個人の内面やバックグラウンドを自然な流れで引き出してもらえたので、建て前ではなく本音で話ができたのが印象的でした。そのうえで面接後に「ぜひうちに来てほしい」と言ってもらえたことが、一番の決め手でした。 |
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これまでのキャリア |
研究開発(現職・今年で11年目、途中10カ月の産休・育休を取得) |