ヒロホー株式会社

ヒロホーの包装を目にする機会は、きっと学生のみなさんはほとんどないでしょう。なぜなら当社製品はすべてがBtoB。依頼の5割を占めるのが自動車メーカー、次いで多いのが機能フィルムメーカーとなっています。共通するのが「絶対変形させたり、傷をつけたりしてはいけない」こと。一般的な輸送では許容範囲の影響も、大きな問題につながりかねない“不良”になってしまう。その点ヒロホーは、お客様が持つ背景から要望をお伺いし、時には部材の開発からオーダーメイドな物流容器づくりをしています。その独自の提案や製品は、あの有名企業からも頼られるほど！日本のものづくりの品質をひっそり支える、ヒロホーはそんな会社です。

つくる～売る～運ぶまで、すべて自社内で対応できることも、ヒロホーの特徴の一つ。営業がお客様先の声を拾ってきて、設計と話し合った上で形にし、生産管理（製造～出荷）へと連携していく。加えて部材の開発部隊まで社内にいるので、柔軟に、そして真摯にお客様のご要望と向き合えています。そのスタンスは、従業員に対しても同じです。本人の希望も取り入れながら、ジョブチェンジも柔軟に行っています。生産管理で入社し数年を経て憧れの設計へ転属した文系卒の男性スタッフ、業務職からお客様とより密に関われる営業職に挑戦した理系卒の女性スタッフなど…“育てる”体制が各部署十分に整っているので、多種多様な活躍が可能です。

「お客様には信頼を、従業員には生き甲斐を、社会には貢献を」というのがヒロホーの経営VISION。これに基づく活動こそが、SDGsへの貢献に繋がると信じています。目標達成に向けた取り組みの一つが生産時に出た不要な部分を再利用できる製品の開発。そのうち30件以上が特許対象商材です。環境に配慮した取り組みの他、子連れ勤務可能な育児スペースを設け、女性の社会復帰を応援するなど、多角的な貢献を目指しています。グローバルな視点を持ちつつ、地域密着の視点があるのもヒロホーならでは。子ども食堂への寄付やモンゴルの植林活動、地域のお祭りでの廃材活用、地域の福祉施設の方と一緒に働くなど…人と人との交流も大切にしています。