これが私の仕事 |
子どもたちに“安全・安心・おいしい”を届ける 私は、大船渡市北部学校給食センターの栄養士として勤務しています。ここでは、市内8校の小中学生や教職員約1,500人に給食を提供しています。私の主な業務内容は、献立の作成から食材の発注、委託調理員への指示、小中学校に出向いての食に関する指導などです。学校給食は、子どもたちの健康なからだづくりの一端を担うだけでなく、食事のマナーや文化を教示し、バランスの良い食事の手本になる“生きた教材”です。また、学校給食には、厳しい衛生管理基準と栄養摂取基準が設けられており、それに沿って“安全・安心でおいしい”給食をお届けできるよう、業務に励んでいます。最近では、大船渡市で生産されている食材を積極的に給食に取り入れるなど、地産地消の取組みにも力を入れており、子どもたちと地域を繋ぐ架け橋としての役割も担っています。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
『おいしい!』の声がききたくて 『この前の○○、おいしかった!また食べたい!』…と子どもたちからコメントをもらった時が、一番嬉しいです。私は食べることが大好きですが、子どもたちの中にはそうでない子どももいます。私は、どうすれば給食を通して食べることの楽しさや大切さを伝えることができるか、毎日試行錯誤しながら献立を考えています。しかし「よし!この献立は、子どもたちにウケるだろう!」と意気込んで考えたメニューが、子どもたちにとっては微妙だったり、逆に意外なものが人気だったりと、子どもたちの反応は素直で面白く、とても参考になります。同時に、「私もまだまだだな」と、実感させられます。もちろん、栄養バランスや見た目の彩りを考慮するのが前提ですが、何よりも子どもたちの『おいしい!』の声がききたくて、私はこの仕事を頑張っています。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
ひともまちも、とにかくあったかいんです。 私は、結婚を機に大船渡市に来ました。何も分からない私に、あれこれ教えてくださったこのまちの方々が、皆さん優しく、友好的で、「なんてあったかいんだ大船渡の人は!」と、感動したのを覚えています。また、大船渡は、岩手県内でも比較的温暖な気候で、自然が豊かで食べ物もおいしい!まさに、人もまちもあたたかい!私は、すごく大船渡が気に入り、「栄養士として、このまちや人々に関わる仕事をしたい!」と思い、市職員の採用試験を受けました。
現在、私には保育園に通う子どもがおり、急なお迎えや看病が必要な時があります。そのような時にも休暇を取得しやすく、理解ある職場の方々にも大変助けられています。産休・育休からの職場復帰時のサポート体制も整っており、子育てと仕事の両立を望む女性が働きやすい環境だと感じます。 |
|
これまでのキャリア |
民間企業の栄養士→大船渡市臨時職員(会計年度任用職員)→大船渡市職員(栄養士)(令和3年度採用) |