大船渡市

業種	公社・官庁
本社	岩手

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保健福祉部健康推進課
長野　杏耶

【出身】宮城大学看護学群看護学類卒
【年収】非公開

これが私の仕事	市民の皆さんの健康を支える私は健康推進課の母子保健係に所属しており、保健師として働いています。私が担当している、パパママ教室や、乳児健康相談、新生児訪問などの母子保健業務の他、健康推進課では、成人のがん検診、新型コロナウイルスワクチン接種業務など、住民の健康に関する幅広い仕事を行っています。このように子どもから大人まで多くの住民の健康を支援することができるのが保健師の魅力です。皆さんのご自宅に訪問したり、生活に直結する相談業務を担うことも多く、常に責任を感じる仕事ですが、その分住民の皆さんと実際に会う機会が多く、生活の力になれていると実感できる素敵な仕事です。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	住民さんからの「ありがとう」が自分の力になる仕事をしていて一番うれしかったのは、住民の方から「ありがとう」といわれることです。私は学生時代の実習の際に、「育児をしているお母さんはたくさんの不安がある。その小さな不安が募っていくと、育児不安になり、それが大きくなると虐待につながっていく。保健師はその小さな不安の段階で気づき、住民に寄り添うことができる貴重な職業だよ」と教えていただき、この言葉を胸に働いています。まだ保健師1年目のため、経験不足・知識不足で至らぬ点も多いです。しかし、住民の方から「長野さんに相談できてよかった」という言葉をいただいたときは、わずかですが住民の力になれたような気がしました。住民の力になりたいと意気込んでいた私ですが、このように住民の方からもたくさん力をいただきながら仕事をしています。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	生まれ育った地域に貢献したい私は、東日本大震災を経験したこともあり、「地元に戻り仕事がしたい、たくさんお世話になった地元の皆さんの役に立つ仕事がしたい」と学生時代から思っていました。出身は陸前高田市ですが、気仙地域は大きな意味で「地元」であると思っています。気仙地域の中心である大船渡市で保健師の募集があり、迷わず応募しました。住民の皆さんも職場の皆さんもあたたかく、「大船渡市で働くことができてよかった、さらに皆さんのために貢献できるように頑張りたい」という思いでいっぱいです。

これまでのキャリア	保健福祉部健康推進課（令和3年度採用）

この仕事のポイント

	地方公務員
	ヒトの美容や健康を支える仕事
	臨機応変な対応力が必要とされる仕事
	子供と接する機会が多い仕事
	臨機応変な対応力が身につく仕事
	ヒトの気持ちを理解し、相手に合わせた対応がとれる人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

新卒で保健師の就職試験を受ける方は、国家試験勉強や卒業論文の時期と就職試験がかぶり、焦りが出るかと思います。保健師の専門試験の勉強が国家試験の対策にもなりますので、焦らず、早めの時期から取り掛かると安心して就職試験、国家試験に挑めると思います。学生最後の1年、就職試験、実習、卒論などゆっくりできる時期は少ないかと思いますが、リフレッシュできる時間を大切にしながら、有意義な1年にしてほしいです。