大船渡市は、岩手県の沿岸南部に位置する自然豊かで風光明媚な人口約3万3千人のまちです。
夏は涼しく、また、冬にはほとんど積雪が見られず、比較的温暖な心地の良いまちです。
目指すべき将来都市像「ともに創る やすらぎに包まれ 活気あふれる 三陸のにぎわい拠点 大船渡」実現のため、市民と協働して復興後のあらたたなまちづくりに取り組んでいます。
温暖な気候と風光明媚な景色が魅力の大船渡市も、2011年の震災の被害を大きく受け、近年は復旧と復興に注力してきました。震災からの復旧と復興を経て、今、市民と協働して新たなまちづくりに取り組んでいます。令和4年12月に就任した渕上清市長は、市民が大船渡で夢を持って末永く幸せに暮らせるよう、「地元の産業を元気に」「若者の活躍でみんな笑顔に」「支え合ってみんな幸せに」という「未来への三本柱」を掲げました。多様な地域課題を一つでも多く克服するため、私たち大船渡市職員は、柔軟な発想と勇気をもって改革に取り組んでいます。
行政サービスの担い手として市民に奉仕する私たちには、今まで同様に高い使命感や倫理観が求められます。一方、新たな能力も求められています。デジタル化の一層の進展によって、職員は単純作業から解放され、職員でなければできない創造的な仕事に取り組む時代になりました。個々の能力や真価が問われており、「リーダーシップ」や「変革する力」、「学び続ける力」が何よりも重要になっています。新卒のみなさんに多くを求めることはありませんが、まずは「学び続けなければならない」ということを強く意識し、業務を通じて、リーダーシップを醸成していってもらいたいです。
社会が大きく変化する中、時代に沿った行政サービスを提供していくためには、業務のデジタル化が欠かせません。大船渡市では現在、庁内の若手職員で構成するデジタル創生研究プロジェクト・チームを立ち上げ、デジタルの力を活用した地域課題解決の実現に向け、様々な施策の検討を進めています。2019年度には職員が事務改善のアイデアを提案できる制度をつくり、2021年度には新卒で入庁した職員のアイデアが実際に採用されました。私たちは「市民に喜ばれるサービスは働きやすい職場から生まれる」と考えています。既存の価値観にとらわれないアイデアで、働きやすい職場をつくり、より良い大船渡を一緒につくっていきましょう。
事業内容 | 雄大なリアス海岸を代表する景勝地「碁石海岸」や三陸沿岸の最高峰「五葉山」など豊かな自然環境に恵まれ、天然の良港を擁する大船渡市は、世界有数の三陸漁場を眼前に抱き、水産・港湾・観光などを中心に発展してきました。
2011年3月11日に三陸沿岸地域を襲った東日本大震災では、沿岸部を中心に大きな被害を受けましたが、国内外からの多大な支援をいただき、約260に及ぶ復興計画事業に取り組んできました。 今後の行政ニーズは、少子高齢化や人口減少の進行、技術革新やグローバル化の進展などにより、高度化、複雑化していくと考えられます。将来都市像である「ともに創る 三陸の地に輝き躍動するまち 大船渡」の実現に向け、市民と協働するまちづくりを進めています。 |
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設立 | 昭和27年 市制施行 |
予算額 | 208億9,000万円(令和5年度一般会計当初予算) |
職員数 | 579名(令和5年4月1日現在、会計年度任用職員含む) |
売上高 | - |
代表者 | 市長 渕上 清
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事業所 | 【大船渡市役所】
〒022-8501 岩手県大船渡市盛町字宇津野沢15番地 |