高い品質が要求される食品の包装資材や機能が要求される園芸資材、センスが要求されるファッションバッグなどの企画・デザインから製造・加工・販売まで行っています。またグループ企業間で製造、販売両面について連携して幅広い分野へ進出しています。
今、皆様の近くにプラスチックフィルムの袋はございませんか?ゴミ袋、スーパーのレジ袋、お菓子の袋…もしかしたらそれは当社の製品かもしれません。当社の製品は皆様の暮らしの中にあります。当社は、現代社会のありとあらゆるモノを保護し、運搬を手助けする企業です。人が水や空気なしに生きていけないように、現代生活におけるラッピングの存在価値は、もはや文化と呼んでもおかしくないほど成熟してきたのではないかと思われます。食べ物を包む、商品を包む、何かを保護するなどといった行為は、つまり心を置き換えた愛情表現。私たち富士カガクはいつも新しい時代を見つめて、もっとみなさまの暮らしに役立ちたいと考えています。
現在力を入れている製品が高付加価値の食品包装資材、園芸用包装資材、ファッションバック等です。健康に影響を与える内容物を直接包装する食品包装資材の生産工程は徹底した衛生・品質管理が行われています。当社高瀬工場は厳しい条件をクリアーした軟包装衛生協議会認定工場に指定されています。最近の園芸ブームの高まりで園芸用包装資材もマーケットが拡大しています。当社の場合、製造のみでなくお客様のご要望に応じてデザインからご提案することもあります。商品イメージに合致したセンスが要求されるファッションバックも当社期待の製品です。
当社で生産される製品は、ポリエチレン製品・ラミネート製品、三層フイルム製品に大別されます。ポリエチレン製品は生成から印刷・加工迄の一貫生産で徹底した品質管理のもと当社の主力製品となっています。ラミネート及び三層の高機能複合フイルムについては開発・研究・試験に至るまでパーフェクトな姿勢での取り組みが他社をリードしています。三層インフレーションフィルムは簡単に言うと三つの異なる樹脂を同時に組み合わせて生産する高付加価値製品。建材やステンレス鋼板製品等の表面保護材として用いられています。又、環境にやさしい製品としても脚光を浴びています。
事業内容 | ポリエチレン各種包装袋・ラミネート製品・三層フィルム製品等の製造、加工、販売
■主要製品 食品・医薬品包装袋、園芸資材袋、ファッションバッグ、マスキングフイルム、規格袋、レジ袋、ゴミ袋等 |
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設立 | 1961年(昭和36年)9月12日 |
資本金 | 9700万円 |
従業員数 | 140名 |
売上高 | 29.6億円(2023年8月期) |
代表者 | 代表取締役 長野 良三 |
事業所 | □本社・営業所
■本社/香川県高松市生島町479 ■東京支店/東京都千代田区岩本町2-6-10 中野ビル4F ■関西支店/滋賀県守山市古高町808-3 ■福岡支店/福岡県福岡市南区高木1-14-8-B □生産工場 ■高松工場/香川県高松市生島町479 ■高瀬工場/香川県三豊市高瀬町上麻字原乙316 ■関西工場/滋賀県守山市古高町808-3 |
沿革 | 1961年(昭和36年) 9月 資本金300万円にて設立
1970年(昭和45年) 9月 トーヨグループに入る 1971年(昭和46年)12月 高松事業所新工場完成 1973年(昭和48年) 1月 大阪営業所を開設し、関西地区に本格進出ラミネート事業に進出 1973年(昭和48年) 6月 滋賀工場として操業開始 1973年(昭和48年) 8月 滋賀工場にラミネーターを設置し、ラミネート製品の本格生産開始 1976年(昭和51年) 3月 新商品(バランスフィルム・ウルトラバック)の開発に成功 1981年(昭和56年) 2月 東京営業所を開設、本格的に関東地区の市場に進出 1985年(昭和60年) 8月 高瀬工場新設完成 1989年(平成元年) 8月 高瀬工場にてラミネート事業開始 1990年(平成 2年) 3月 関西工場(守山市)完成移転 1994年(平成 6年) 7月 高瀬第二工場完成(三層フィルム事業に進出) 2000年(平成12年)12月 高瀬工場 軟包装衛生協議会認定工場に指定(登録番号211) 2007年(平成19年)5月 振分式グラビア輪転印刷機フィルム用を新設 2011年(平成23年)8月 振分式グラビア輪転印刷機チューブ用を新設 2011年(平成23年)8月 本社 社屋改装 2013年(平成25年)8月 多層インフレーション製造装置を新設 2017年(平成29年) ノンソルベントラミネート機を新設 2017年(平成29年) 6月 インターネット販売サイト「ポリする」開設 2018年(平成30年) 3月 サイドシール製袋機を新設 2019年(令和元年) 7月 代表取締役社長に長野良三が就任する 2020年(令和 2年) 1月 ハイブリッド・テープハンドルサイドシール製袋機を新設(FBバック) 2020年(令和 2年) 7月 関西工場・東京営業所を関西支店・東京支店として拡充 |
トーヨグループ | 富士カガクの母体は、四国中央市の製紙会社である株式会社トーヨ。
その他数社の関連会社と連携し合ってトーヨグループのネットワークを築いています。 ■株式会社トーヨ 【紙製造・販売】 愛媛県四国中央市金生町下分1952-1 ■宇摩製紙株式会社 【紙製造・販売】 愛媛県四国中央市上分町488 ■春日工業株式会社 【紙加工】 愛媛県四国中央市上分町141-1 |