石原ケミカル株式会社

東証プライム市場上場、メーカー、化学

株式公開

業種	化学半導体・電子部品・その他／商社（化学製品）／商社（金属）
本社	兵庫

インターンシップ＆キャリアの評価（30件～40件）

総合評価
4.50
評価が高い項目
事業内容の理解 4.67

第二研究部開発五課
山岡　芙有佳（26歳）

【出身】神戸市立工業高等専門学校専攻課　応用化学専攻卒
【年収】非公開

これが私の仕事	電子部品に使用されるめっき液の研究開発を担当していますスマートフォンやタブレット等の電子部品に使用されるめっき液の研究開発を行っています。基本的にお客様から様々な性能をもった「めっき液」の製造を依頼され、それらの性能を出すために研究開発に取り組みます。数週間で開発できる場合もあれば、１年以上の期間を要する場合もあります。近年は、５GやIoTといった技術革新や電子機器の小型化に伴い、めっき液にも様々な性能が求められるようになり、新しい研究開発をすることも増えました。過去の開発記録を参考にしたり、最新の研究論文から新しい視点を取り入れたり、試行錯誤しながら研究開発を進めています。研究開発で大切なことはとにかく試すことです。また、お客様がいる中での研究開発なので、思い悩んだら一人で考え過ぎずに他の社員に相談してみることも重要です。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	１年以上試行錯誤して、ようやく製品開発できたときは達成感がありました研究開発では、想定した結果を得るのに何年もかかることはよくあるので、すぐに結果が出ることは本当に稀です。結果を出すためには、とにかく色々なアイディアを試します。しかし１年も経つと、試すことが少なくなってきますので、そうすると今まで考えてもみなかった新しい視点から研究を進めることもあります。あるいは他の社員から頂いたアイディアを基に再度挑戦することもあります。結果が出るまでは、思いつくことをとにかく試すわけですが、見事に上手くいかないことがほとんどです。あと少しのところでつまずくこともあります。当社では良い結果が出たのに、別の環境では違う結果が出ることもあります。本当に研究開発は難しいですし、大変なことばかりですが、最終的にお客様が求める性能を出せたときは嬉しいです。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	困った時にいつでも気軽に相談できる環境が気に入っています石原ケミカルへの入社の決め手は社風です。私の場合、仲の良い先輩が石原ケミカルで働いており「すごく働きやすい」と話をされていたので選考を受けることにしました。当社の会社説明会では研究室見学を行いますが、それまで研究職というと一人で黙々と研究に励む印象がありました。実際にそういう会社が多い中で、石原ケミカルの場合は和気あいあいとした印象があり、実際に入社してみても先輩が言っていた通りの働きやすい環境でした。分からないことがあれば気軽に相談することができますし、同僚とは休日に遊ぶこともあります。もちろん、一人で黙々と研究に没頭する時もありますが、コミュニケーションを取りやすい環境だと思います。また色々なタイプの人がいて、それぞれのタイプが受け入れられる環境は石原ケミカルの良さだと思います。

これまでのキャリア	ずっと第二研究部開発五課

この仕事のポイント

	応用研究・技術開発
	日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
	自分の仕事を自分で決めていく仕事
	客観的に整理・分析する能力が身につく仕事
	使命感に燃えやすい人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

私の場合は、社風の良さを一番重要視しました。研究の仕事がいくら好きだったとしても、社員との交流が無かったり、雰囲気が良くないと私は続けられないと思いました。なので、働く上で自分が何をいちばん大切にするか明確にしてみてください。それが明確になったら、会社説明会に参加したり、選考を受けたりして、自分の目で確かめるようにしましょう。特に、先輩社員の話や雰囲気はとても大切です。そこから感じ取れることはたくさんあります。