これが私の仕事 |
自動車生産設備の補修・建設工事の施工管理をしています 私が所属する栃木工事室では、大手自動車メーカーの工場内に常駐し、設備の補修・建設工事の施工管理を行っています。自動車生産設備の中で、我々が担当しているのは鋳造地区といわれるエンジンの部品を作っているところです。鋳造地区は溶けた鉄やアルミを扱っており、劣化の激しい設備が数多くあります。それらの劣化した設備の補修や建設工事、または設備の生産能力アップといった改造を実施しており、自動車作りに欠かせない設備に密着しております。お客様先や施工協力会社と一緒になって、補修計画・設備の改善案などを協議し実行していくことは、とてもやりがいがあります。自動車作りを裏側で支える存在だと自負しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
工事完了後にその設備が無事稼動し、お客様に感謝されると嬉しいです 鋳造地区のアルミ工場ではエンジンのシリンダーヘッドを生産しており、それを加工する設備に多軸加工機というものがあります。その整備を実施しお客様先に感謝された時が一番嬉しかったです。多軸加工機とは、ギアヘッドといわれる先端に工具が10本程度ついており、ギアを介してモーターで駆動するもので一度に複数の穴あけ等の加工ができます。ギアヘッドの構造はとても複雑で、スピンドルといわれるシャフトの組み込み精度がとても重要。精度が悪かったりすると故障の原因にもなります。また、工場は24時間体制で生産しており、設備を停止させて補修する期間が限られています。短納期でギアヘッドの分解整備を実施しなくてはならず、ミスは許されません。そんな中整備を完了させて試運転を実施し、無事に稼動させることが達成感に繋がります。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
製鉄所の大きな機械設備が魅力的だった まず就職活動では、材料関係の業界に興味があり、鉄鋼業・非鉄金属業を中心に活動していました。その中でも鉄鋼業の製鉄所は、高炉・圧延機など設備がとにかく大きく、とても感動したことを覚えています。同時に自分もこういった設備で働きたいと思い、当社に注目しました。色々調べてみると、製鉄所の設備の設計から補修・建設までトータルで行っていて、設備のプロフェッショナル集団なんだと分かり、設備に興味を持っていた自分にはピッタリだと感じました。自分も鉄を造る大きな設備に携わりたい!という想いがこの会社を選んだ決め手だったと思います。 |
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これまでのキャリア |
メンテナンス部銑鋼工事室(1年間)→メンテナンス部第2中央工事室(2年間)→栃木工事室(現職・今年で3年目) |