業種 |
金属製品
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本社 |
石川
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小松シヤリングは、世界でもトップクラスの鉄鋼メーカーである日本製鉄グループの一員であり、日本製鉄と建設機械の国内最大手であるコマツ(小松製作所)が出資しています。鋼板(厚板)の切断から加工までをワンストップで手掛け、主にコマツ向けの建設機械の部品を製造。現在は石川県小松市・能美市に拠点を構え、設立から50年以上にわたって技術力を培い、北陸地区で最大級の厚板加工センターです。
小松シヤリングでは、建設機械の部品製造の豊富な経験で蓄積したノウハウをベースに、先端技術を取り入れたものづくりを行っています。最新鋭で多様な設備を導入しており、厚板の切断から加工まで一貫生産体制を構築。レーザーなどで切断した部材を開先(かいさき)やドリル、プレスなども含め二次加工し、さらに溶接・製缶まで手掛けます。また、2,500トンの油圧プレスも含め、様々な曲げ加工の要望に対応。溶接ロボットを多数導入しており、プログラムを読み込ませるティーチングに力を入れ、正確で迅速な加工を行っています。こうした技術力をもとにお客様のイメージする部品を具現化するとともに、スピーディな納品を実現しています。
小松シヤリングは日本製鉄グループの一員として、安定した経営基盤があることはもとより、多様な種類の高品質な厚板を安定して調達できることも強みです。主に手掛けているのは、ホイルローダーや油圧ショベル、ブルドーザといった建設機械向けの部品で、製品の種類は大小合わせて2万種類以上にも及びます。こうした建設機械の部品の多くは、出資を受けているコマツやコマツ協力企業へ納入。コマツのサプライチェーンの中で重要な役割を担っているのです。また、コマツ向けの建設機械の部品製造で培ったノウハウをもとに、他の大手建設機械メーカーにも部品供給を行っています。
当社が部品を供給するホイルローダーや油圧ショベルなどの建設機械は、世界各地の建設現場で活躍しています。転居を伴う転勤はなく、小松・能美エリアで腰を据えて暮らしながら、グローバルビジネスを支える仕事に関われるのが魅力です。将来のリーダー候補として、入社から5年~10年後には主任・班長、グループ長、さらには課長、工場長といったポジションを目指せます。また、完全週休2日制で年間休日120日。有給休暇の年間平均取得日数は12日(2023年実績)。2020年から5年連続で経済産業省による「健康経営優良法人」の認定を受けました。オン・オフのメリハリをつけて活躍できる環境です。
事業内容 | 鋼板の切断・加工、販売 |
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設立 | 1969年3月 |
資本金 | 1億2,000万円 |
従業員数 | 225名(2024年4月現在)
直接雇用社員のみ |
売上高 | 137億円(2023年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 江口 栄司 |
事業所 | 本社・小松工場/石川県小松市矢崎町丙25番地
能美工場/石川県能美市下清水町166番地1 |
株主構成 | 日本製鉄株式会社(85.4%)、株式会社小松製作所(14.6%) |
沿革 | 1969年3月:富士製鐵株式会社、株式会社小松製作所、株式会社木本シヤリングの3社均等出資により、資本金6,000万円で小松市矢崎町にて設立
1971年3月:資本金1億2,000万円に増資 1975年5月:株式会社木本シヤリングの撤退により、持株比率を新日本製鐵株式会社(八幡製鐵株式会社と富士製鐵株式会社の合併により発足、現・日本製鉄株式会社)50%、株式会社小松製作所50%へ変更 1993年1月:レーザー切断機1号機稼動 2001年11月:油圧ショベル用バケット製造開始 2003年5月:世界に先駆けて、4kwツイン・トーチ型レーザー切断機導入 2004年7月:持株比率を新日本製鐵株式会社85.4%、株式会社小松製作所14.6%へ変更、新日本製鐵株式会社の連結子会社となる 2007年6月:本社事務所新築 2007年8月:能美工場開設 2007年9月:横中ぐりマシニングセンター導入 2007年10月:超大型門型プレス導入 2007年11月:大型五面加工機導入 2008年4月:環境マネジメントシステム「ISO14001」認証取得 2008年7月:能美工場C棟増設 2009年3月:大型ロールベンダー導入 2009年5月:品質マネジメントシステム「ISO9001」認証取得 2011年12月:能美工場に仕上棟新設 2013年7月:小松工場に検査棟新設 2014年6月:中型NCロールベンダー導入 2014年9月:厚板用大型レーザー切断機導入 2015年4月:大型ドリルセンター導入 2016年5月:厚板用大型レーザー切断機(2号機)導入 2020年5月:能美工場D棟増設 |