北九食品はわらべや日洋グループの一員として、冷凍和菓子を製造するメーカーです。自社ブランドを持たず、幅広い企業からの依頼を受けて、PB商品やノベルティ用の商品を提供。形状や大きさ、味など、お客様からの要望をもとに商品開発を行っています。これまでに手掛けた商品は約500種に及び、内訳は大福系55%、わらび餅系20%、くず餅系15%、桜餅系10%。長年にわたって、様々な和菓子を開発・製造してきました。
冷凍和菓子のPB商品を手掛けている当社の仕事には、お客さまと対話しながら商品開発を行っていくというおもしろさがあります。お客様からご依頼をいただいたら、まずは営業職がコンセプトや想定するターゲット層、味、形状などをお客様にヒアリング。次に、開発職とミーティングを行い、商品の方向性などを確認します。そして、開発職はレシピを開発して手作業で試作品を作った後、機械化による製造が可能か検証を行います。機械化に問題がなければ、営業職がお客様に試作品をお届けし、OKが出たら工場で製造するという流れです。営業職と開発職の連携により、多彩な和菓子が生み出されています。
当社は東証プライム市場上場企業のわらべや日洋ホールディングスのグループ会社として、安定した経営基盤を持つとともに、厳格な品質管理・衛生管理体制を構築しています。納期を遵守するための生産性向上の取り組みも重要ですが、安全で安心できる商品をお届けするため、品質管理と衛生管理がそれ以上に大事だと考えています。当社では多品種大量生産を行っているため、それぞれの商品の品質を均一化する難しさも。そのような中で、商品の味や食感などにばらつきがない、一定の高い品質で製造してきた実績が、取引先からの信頼につながっています。また、工場の清掃や虫の侵入対策を徹底するなど、衛生管理にも力を入れています。
当社は社員同士の仲がよく、和気あいあいとした穏やかな社風。真面目にコツコツと業務に取り組む社員が目立ちます。何かわからないことがあるときや不安を感じているときには、上司や先輩に気軽に相談できる雰囲気があります。一方で、コミュニケーションを大事にする風土が根づいていることから、自分の意見を持って発言する人が活躍できる環境です。若手社員の意見も積極的に取り入れ、チャレンジする姿勢を重視しています。また、温泉地などに1泊して新年会を開催するほか、定期的にBBQを実施。業務から離れて交流する場を設けることで、社員同士が打ち解けて話をするきっかけづくりにも役立っています。
事業内容 | 冷凍和菓子製造 |
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設立 | 1979年3月 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 68名(2024年5月現在) |
売上高 | 11億3,177万円(2023年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 沖野 真一 |
事業所 | 本社・工場/福岡県鞍手郡鞍手町中山3059番地1 |
主要取引先 | オーケー食品工業株式会社、国分グループ本社株式会社、株式会社遠藤製餡、東海澱粉株式会社、松田食品工業株式会社 他 |
沿革 | 1978年
福岡県遠賀郡水巻町にて創業 1979年 設立 1997年 冷凍和菓子の製造開始 2008年 福岡県中間市に本社・工場を新築移転(土地780坪・建坪280坪) 2012年 資本金を1,200万円に増資 2013年 食品マネジメントシステム「ISO22000」認証取得 2014年 工場を拡張 2016年 北九州食品株式会社に組織変更 資本金を3,000万円に増資 福岡県鞍手町に本社・工場を新築移転(土地3,200坪・建坪917坪) |
企業ホームページ | https://www.kitakyushokuhin.jp/index.html |
PB商品って? | PBとは、プライベートブランド、
販売会社に代わって製造する商品のことです。 北九食品は、様々な企業から依頼を受けて、プライベートブランド商品を提供しています。 |