私たちは、50年以上もの歴史を持つ「富士テクニカ」と「宮津製作所」、2つの会社の事業統合によって2010年に誕生した会社です。主に、自動車の車体用プレス金型事業を行っており、さまざまな車種に合わせた金型の製造で自動車産業に貢献。また、自動車の内装用部品や住宅建材など、幅広い金型製造も手掛けており、1つのものづくりを通して、幅広い業界のものづくりをサポートをしています。
私たちが日常的に使っている自動車のボディは、ドアやボンネット、フェンダーなど多数のパーツ組み合わせて作られています。そのため、継続してたくさんの自動車を製造するためには、素早くパーツを生産しなければいけません。私たちは、自動車ボディの製造に用いるプレス用金型の製造を手掛け、自動車製造の効率化を実現させる事業を行っている会社です。また、近年ではこの金型製造技術を利用した、自動車用内装部品や住宅建材などの金型製造に注力。私たちだから製造できる上質な金型で、自動車をはじめとした多様ななものづくりを支えています。
私たちが普段目にしている自動車には、さまざまな形があり、日々新しいデザインの自動車が誕生しています。つまり、製造している金型にも同じ形はなく、常に世界に1つしかない金型製造に取り組むことが、私たちの仕事です。また、金型の精度や大きさなどが自動車製造の工程に大きな影響を与え、工数が増えてしまうとお客さまが想定した販売価格を超えてしまうことも。そのため、私たちの金型製造では、実際の工数や仕上がりを想定し、お客さまの要望を叶えた金型になることを目指しています。デザインの再現性も生産性も考慮した最適な金型で、しっかりとお客さまのものづくりに貢献します。
どれだけ緻密に作られた金型を用いても、実際にでき上がったパーツ同士がうまく組み合わないことがあります。特に、パーツごとに別のメーカーで作られた金型を用いる場合、こうした問題はよく起こります。そこで、私たちはこうした相談や問題に対する技術支援にも取り組んでおり、金型の微調整や組み立て方のアドバイスなどを実施しています。この技術支援により金型が本来のパフォーマンスを発揮でき、効率の良い自動車づくりを実現します。金型製作の最初から最後まで、すべての工程をマネジメントする体制を整えることで、日本だけでなく世界中の自動車メーカーから依頼をいただいています。
事業内容 | ・自動車用プレス金型の製造
・検査治具の製造 ・各種技術サービスの提供 |
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設立 | 1957年2月
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資本金 | 10億円
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従業員数 | 383名(2024年4月度実績) |
売上高 | 70億円 (2024年3月期) |
代表者 | 代表取締役 長谷川 浩
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事業所 | ・本社・三島工場:静岡県駿東郡清水町的場20
・伊豆長岡工場:静岡県伊豆の国市長岡1407 ・大泉工場:群馬県邑楽郡大泉町仙石3-24-1 |
沿革 | 1957年2月 設立
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ホームページ | https://www.fuji-miyazu.co.jp/index.html |