株式会社荻野屋

峠の釜めしは今や駅弁界でも代表的な商品となりました。しかしその誕生までには多くの試行錯誤がありました。山間の駅でお客様の声に耳を傾け、実現したのが峠の釜めしでした。発売当初こそ売れ行きは伸びなかったものの、お客様の口コミやメディア掲載で爆発的にヒット。保温性のある陶器に入った温かい駅弁は、冷たいまま食すのが当たり前だった駅弁の常識を覆したのです。それを受け群馬・長野にて観光商業施設の運営、駅構内の売店営業、飲食事業へと展開し、近年では都内にも複数の店舗を設けています。荻野屋は、峠の釜めしのように長年お客様の満足度を高めるための挑戦を続けてきました。今後も時代を先読みしながら進化を続けます。

老舗企業で主力商品があるからといって、荻野屋は同じことを続けるという社風ではありません。若手社員が活躍の幅を広げられる環境も整っており、店舗スタッフ、製造スタッフ、事務スタッフなど様々な仕事があります。将来的には店長やエリアマネージャーの道はもちろん、人事・マーケティング企画、営業など様々な選択が可能。3ヶ月の新入社員研修で様々な部署・職種を経験してもらうので、そこで目標を見つける人もいます。積極的に挑戦していく社風ですから、社員も自然と新しいことに目を向け、やりたいことを主張できる環境があります。これからも、社員一丸となって新しい伝統を創っていきます！

荻野屋では、一つひとつ丁寧につくる手づくりのあたたかさを大切にしています。その中で、お客様に対する当たり前で最大の礼儀は安全・安心な食の提供だと考えています。近年特に食の安全への意識が高まっていますが、荻野屋では50年以上前から殺菌消毒液などを導入。それも安全・安心こそが美味しさを支えていると常に心に留めていたからです。1957年には衛生管理基準が評価され厚生大臣賞と日本食品協会より食品衛生優良施設として会長賞を受賞。その後も多くの賞を受賞してきました。店舗でも衛生スタッフがチェック・清掃を行うほか、月2回クレンリネスデイを設定し徹底的に店内を清掃。店舗周辺の清掃も実施し、地域社会に貢献しています。