株式会社荻野屋

当社は駅弁業者のパイオニアとして、お客様の旅や生活を豊かに、楽しいものにすることを目指してきました。「峠の釜めし」の誕生には、山間の駅でお客様の声に耳を傾けながらの多くの試行錯誤がありました。発売当初は売れ行きが思わしくありませんでしたが、口コミやメディアで注目されると一躍人気商品に。陶器の容器を使用した温かい駅弁は、それまで冷えたままが当たり前だった駅弁の常識を覆しました。その後、群馬や長野を中心に観光商業施設の運営、駅構内の売店、飲食事業などに事業を拡大し、近年では都内にも店舗を展開しています。これからも「荻野屋だからできる革新」を目指し、お客様を笑顔にするための挑戦を続けていきます！

サービス業としてお客様に喜んでいただくためには、相手の立場に寄り添う姿勢や思いやりの心が重要だと考える当社では、丁寧な手づくりの温かさと、安全・安心な食の提供を大切にしています。近年、食の安全への意識が高まる中、当社は60年以上も前から殺菌消毒液を導入し、安全性を守る取り組みを続けてきました。1957年には衛生管理の取り組みが評価され、厚生大臣賞や日本食品協会の会長賞を受賞。その後も多くの賞を受け、安全基準を守り続けています。衛生スタッフによる店舗チェックや月2回の「クレンリネスデイ」の実施、店舗周辺の清掃などを通じて地域社会にも貢献。こうした結果「食の安心安全5つ星店」にも認定されています！

「峠の釜めし」という革新的な商品で成長の基盤を築きましたが、さらなる進化には新たなイノベーションが必要だと考えています。その鍵となるのは、多様な視点から生まれるアイデア。社員一人ひとりの考えや発想を尊重し、多様性を活かして新しい価値を創造しています。老舗企業でありながら挑戦を続ける社風が根付いており、若手社員も幅広い業務に挑める環境です。店舗運営や製造などの基礎業務から、将来的には店長、エリアマネージャー、人事や企画など、多様なキャリアパスが描けます。3ヶ月の研修を通じて様々な職種を経験し、自分の目標を見つけることも可能です。これからも社員一丸となって、新たな伝統を創り続けていきます！