業種 |
化学
商社(化学製品)/化粧品/半導体・電子部品・その他
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本社 |
大阪、京都
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受託(原料の蒸留精製)、自社原料の製造(メーカー)、商社という3つの事業を展開しています。
たとえば化粧品の原料の場合、そのまま肌につけると不純物や有害物質が含まれているため肌荒れを引き起こすかもしれません。しかし蒸留精製を行うことで不純物を取り除き、直接肌につけても問題のない原料にすることができます。
当社は、この“蒸留”の技術をもとに大手企業のものづくりを支えている存在です。
交洋ファインケミカルは、原料の蒸留精製を担う“受託事業”、化粧品原料を中心とした自社製品の“製造・販売”、化粧品原料の輸入・販売を行う“商社事業”の3つを柱としている企業です。商社として約150社の原料メーカーと取引があり、アジア最大級の国内化粧品展示会、海外の展示会にも積極的に出展しています。1963年の創業以来、60年以上のノウハウと実績を強みに、原料業界の老舗企業として確固たる地位を確立。設備や分析機器への投資も積極的に行いながら、大手企業のパートナーとして最先端のものづくりを“原料”という側面から強力にバックアップしています。
当社は大企業ではないため、一人ひとりの歯車が非常に大きいです。当社の言う歯車とは、会社の動力、会社を動かすパワーのこと。それぞれの職種や部署はありますが、ときにはその枠を超えて一緒に問題解決をするような自由度の高さ、温かさのある組織です。会社としても、そんな風に社員が力を発揮してもらえるような環境づくりに励んでいます。そのため、総合職での採用は行わず職種ごとに採用しており、転勤も基本的にありません。ですが社員から要望があった際には、社員の声を尊重しています。実際に、これまでにも「技術営業と商社営業の両方の業務に携わりたい」「地元に帰りたいから勤務地を変更したい」という社員の声を叶えてきました。
化粧品原料において多くの実績を持つ当社ですが、最近では電子材料分野の伸びが顕著で受託案件の7割を占めています。しかし当社の技術は、お客さまの業界や分野を限定するものではありません。そのため、今後はお客さまからのニーズに応えるだけでなく、当社からも積極的に働きかけていきたいと考えています。独自の技術を持つ当社だからこそ、お客さまの“パートナー”として貢献できることも多くあります。現状に甘んじることなく、目まぐるしく変化する市場の中で挑戦を続け、新しい交洋ファインケミカルを創り上げていきます。ファーストペンギン、セカンドペンギンとして前向きに仕事に取り組む方に、大きなチャンスのある環境です。
事業内容 | ◆受託製造事業(電子材料・化粧品原料・医薬中間体・健康食品原料分野)
◆化粧品・工業製品の中間原料の製造・販売 ◆商社事業・貿易事業 当社は、お客さまからの依頼により蒸留・合成をおこない原料を提供する受託事業、化粧品・機能性食品原料を中心とした商社メーカーという、2つの面で独自の地位を確立している企業です。 たとえば受託の場合は、お客さまから「原料の不純物を取り除いて欲しい」という精製のご依頼に対して、蒸留設備を使用して、お客さまが求める基準を満たす高純度の製品を製造しています。精製することでさまざまな用途に展開しやすくなるため、『蒸留×技術革新』により『社会貢献』を実現することが可能です。 また当社の技術は、『高真空蒸留=交洋ファインケミカル』とうたえるほどの高い技術力と知名度を誇っています。 原料を扱っている会社のため、最終的な製品として目にしたり手に取ったりする機会は少ないですが、当社の独自の技術力を生かした素材は、生活の中で広く使われており、当社の技術が多様なビジネスをつなぐ役割を担っています。 |
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設立 | 1963年(昭和38年)10月1日 |
資本金 | 2,000万円 |
従業員数 | 100~300人未満 |
売上高 | 72億3,000万円(2023年3月期) |
代表者 | 代表取締役 平田 喜洋
代表取締役常務 平田 智也 |
事業所 | ◆本社
京都府京都市南区吉祥院石原上川原町37 ◆本部・大阪営業所 大阪府大阪市中央区平野町1-8-7 小池ビル8階 ◆東京営業所 東京都中央区日本橋小伝馬町14-9 小伝馬ファインビル7階 ◆福知山工場 京都府福知山市長田野町1-30-3 ◆吉祥院倉庫 京都府京都市南区吉祥院石原上川原町20 |
沿革 | ◆1963年(昭和38年)10月
創業アルベス工業株式会社 ◆1965年(昭和40年)8月 新日本理化株式会社洗剤事業部を吸収 ◆1966年(昭和41年)10月 社名を株式会社交洋社と改称 ◆1967年(昭和42年)4月 東京営業所 東京都中央区京橋に開設 ◆1968年(昭和43年)4月 大阪営業所 大阪市中央区淡路町に開設 ◆1968年(昭和43年)7月 遠心式薄膜蒸留1号機導入 ◆1968年(昭和43年)11月 精密蒸留1号機導入 ◆1970年(昭和45年)7月 資本金1,000万円に増資 ◆1972年(昭和47年)6月 資本金2,000万円に増資 ◆1985年(昭和60年)3月 京都工場増築 ◆1985年(昭和60年)10月 3,300L 反応缶設備導入 ◆1986年(昭和61年)5月 遠心式薄膜蒸留3号機導入 ◆1990年(平成2年)1月 脱臭装置導入 ◆1993年(平成5年)10月 社名を交洋ファインケミカル株式会社と改称 ◆1995年(平成7年)11月 京都工場増設 ◆1997年(平成9年)3月 遠心式薄膜蒸留4号機導入 ◆1999年(平成11年)5月 精密蒸留2号機導入 ◆2000年(平成12年)12月 東京営業所 東京都中央区日本橋に移転 ◆2004年(平成16年)1月 150L 精密蒸留機導入 ◆2004年(平成16年)5月 大阪営業所 大阪市中央区道修町に移転 ◆2007年(平成19年)4月 事務棟・遠心式薄膜蒸留工場新設 ◆2007年(平成19年)7月 遠心式薄膜蒸留5号機導入 ◆2009年(平成21年)12月 東京営業所 東京都千代田区神田に移転 ◆2011年(平成23年)2月 研究室・分析室増設 ◆2011年(平成23年)4月 吉祥院倉庫新設 ◆2011年(平成23年)12月 大阪営業所 現住所に移転 ◆2017年(平成29年)5月 東京営業所 現住所に移転 ◆2017年(平成29年)6月 福知山工場開設 ◆2018年(平成30年)5月 福知山工場単蒸留設備導入 ◆2018年(平成30年)6月 福知山工場北倉庫新設 ◆2019年(平成31年)1月 福知山工場遠心式薄膜蒸留2号機導入 ◆2019年(平成31年)3月 吉祥院一般倉庫新設 |