株式会社深松組

土木事業では道路工事や堤防工事、橋梁工事、河川工事といったインフラ整備に関わる公共工事を中心に受注しています。長年にわたって蓄積したノウハウをもとに、環境負荷の低減対策や、安全性や品質を重視した工法の提案を行い、受注につなげてきました。また、近年ICT土工を導入。ICT油圧ショベルによる作業の半自動化などによって、生産性の向上を実現しています。建築事業では公共工事のほか、マンションやオフィス、工場、保育園などの民間工事も手掛けています。時代のニーズを踏まえて、倉庫や工場に向けた、低コストで短期間での施工が可能なシステム建築の企画提案にも取り組んでいます。

深松組では再生可能エネルギー事業において、全国11ヶ所の太陽光発電所と防災用・非常用としても利用できる風力発電所を所有。深松組と縁のある富山県・朝日町の自治会で、管理する水道施設の老朽化による更新費用の問題が起きたときには、町内を流れる笹川を利用した小水力発電所を建設したほか、売電収入で水道施設費用を確保し、安定した水道供給を実現しました。また、仙台市藤塚地区の賑わいを取り戻すため、当社を含む3社が出資し、2022年に大型商業施設「アクアイグニス仙台」を開業しました。藤塚の新しいシンボルとして多くの方に足を運んでいただける施設の建設に携わることができたのは、さらなる深松組の躍進につながりました。

施工計画にもとづいて工事を安全かつ円滑に進めていくために、工程管理や品質管理、コスト、安全管理を担うのが施工管理職。新入社員は技術コンサルタントによる新人技術研修を受けた後、所長のサポート業務からスタート。ゆくゆくは所長・現場代理人を目指します。工事現場で構造物ができあがっていく様子を目の当たりにできるおもしろさと、完成したときに得られる達成感はもちろん、その後利用する皆さんの嬉しそうな様子を見ることができるのも、地域に根差している深松組ならではの仕事のやりがい。また、福利厚生パッケージサービスや団体長期障害所得補償保険など、都内の大手企業と遜色ない「社員を大切にする制度」も充実しています。