【グラスファイバー事業】
電子機器や自動車、建築資材等、幅広い分野に製品を提供。
世界有数の技術力で業界トップを走り続けています。
【メディカル事業】
体外診断薬や機能性ポリマー等、多岐にわたる事業を展開。
人々の生活を多方面から支える事業を行っております。
【繊維事業】
衣料に不可欠な糸から副資材・製品に至るまで、幅広い商品を展開しています。
繊維メーカーとして創業した当社ですが、時代の変化を常にチャンスと捉え、繊維業で培った知見・技術を生かし、多くの新素材・新規事業を生み出してきました。例えば、当社が日本初の工業化に成功したグラスファイバー(ガラスを原料にした繊維)は、繊維の柔軟性に加え、電気絶縁性や高い耐久性を持つ先端素材として、電子機器や自動車、建築物など、幅広い分野で活用されています。当社はその他にも、化学品や医薬品など、繊維技術を応用して様々な事業を展開しています。今後も、付加価値が高く独自性の強い商品・サービスをタイムリーに提供していくことによって、社会に貢献していきたいと考えています。
グラスファイバーと聞くと無機化学をイメージしますが、当社では様々な専攻の社員が活躍しています。例えば、ガラスを繊維状に保つ表面処理には有機物を用いている有機化学出身の社員も多数活躍しております。また、当社の強みであるミクロン単位の極細繊維の製造には、独自の生産設備が必要不可欠。自社で生産設備の設計から改良、管理まで行っているため、機械・電気系の知識も必要になります。また、アイデア次第で様々な産業に活用できる当社の製品には、その魅力を伝える営業やマーケティングなどを行う事務系社員の力が欠かせません。その他にも、幅広い事業を展開する当社なら、皆さんの知識が活きる場が見つかるはずです。
事業内容 | 日東紡は下記の事業を展開しています。
■グラスファイバー事業 グラスファイバー事業部門は、今後も限りない可能性を追求し、 ガラス繊維メーカーのトップクラスを 走り続けます。 グラスファイバーの工業化に世界で初めて成功。 糸の製造からガラスクロス加工、複合材料の開発までを一貫して行い、 幅広い分野に製品を提供しています。 住宅用断熱材などに使用するグラスウールの製造を日本で最初に開始し、 今なお断熱材のパイオニアとして高い独自技術を誇っています。 ○ヤーン・電子材料用途(スマートフォン、パソコン・デジタルカメラなど) ○複合材料用途(航空機・自動車、浴槽・ヘルメットなど) ○産業資材(商業・スポーツ施設などの膜材、ブラインド・照明カバーなど) ○グラスウール断熱・吸音材 ■メディカル事業、環境・ヘルス事業 日東紡グループが長年培ってきた技術を生かし、多岐にわたる事業を展開しています。 メディカル分野では、生化学系・血液学系・免疫血清学系の体外診断薬事業を展開しています。 スペシャリティケミカルス分野では、ポリマー素材の開発と 幅広い分野での用途開発に注力しています。 ○体外診断用医薬品(生化学、血液学、免疫血清学系) ○機能性ポリマー(染料固着剤、インクジェットプリント用助剤、消臭剤など) ■繊維事業 ストレッチ素材の先駆けとなる二層構造糸や、 高いシェアを誇るレディース衣料向け接着芯地などを中心に、 多様化するお客様のニーズに応える商品を提供しています。 ○コアスパン糸、ストレッチ製品(コート・ジャケット・パンツなど) ○衣料芯地製品(スーツ・シャツ・企業用ユニフォームなど) |
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創立 | 1923年4月1日(大正12年) |
資本金 | 196億円 |
従業員数 | 2,631名(連結) ※2023年3月時点 |
売上高 | 875億円(連結) ※2023年3月期 |
代表者 | 取締役代表執行役社長 辻 裕一 |
事業所 | 本部:東京都千代田区麹町二丁目4番地1
本店:福島県福島市郷野目字東1番地 支店:大阪、名古屋 工場/福島、郡山、伊丹ほか 海外/アメリカ、台湾ほか |
沿革 | 1923年 日東紡績株式会社創立
1938年 グラスファイバーの工業化に成功(日本初) 日本で初めてロックウールの製造を開始 1949年 日本で初めてグラスウールの製造を開始 1965年 コアスパン糸「C・S・Y」の製造を開始 1969年 プリント配線基板用ガラスクロスの製造を開始 1982年 血液凝固因子検査薬の製造を開始 1983年 世界で初めて機能性ポリマー「PAA」の工業化に成功 1988年 免疫血清学系検査薬を発売 1997年 飲料事業を開始 2008年 福島工場・福島第2工場がPRTR大賞を受賞 2023年 創立100周年 |
会社ホームページ | https://www.nittobo.co.jp/ |