これが私の仕事 |
舞台の一瞬一瞬を音で彩り、感動を届ける! 私はミュージカル『アラジン』のオケ(音楽)やSE(効果音)の、叩き(再生)や調整をする仕事をしています。本番中はPA席(音響席)で舞台を見ながらお芝居やその場の空気感を感じとりながら、それに合わせ本番を行っています。本番は毎回内容は同じですが、ひと公演ごとの演技や呼吸感、タイミングはバラバラなのでそのテンポ感で叩くのがとても大変ですが楽しいところでもあります。
劇場の「鳴り」やシステムの「鳴り方」は毎日違うので、それをなるべく同じクオリティーにまとめあげ、お客様に楽しんでもらうのが我々の仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
生のリアクションが伝わる特等席の仕事! PA席は客席にあり、壁を隔てることなくお客様の生のリアクションを感じ取ることができる場所です。本番中、音楽の盛り上がりに対しお客様が反応して歓声を上げていただいたり、終演後にお客様がPA席まで足を運んでくださり「いい音でした」「感動しました」「ありがとうございました」などと声をかけてくださることがあり、その瞬間にとてもやりがいを感じ、やってきてよかったと強く思います。また本番中、芝居とオケ、SEの叩きがぴったりハマり、舞台と劇場空間が一体となった瞬間は、やっている自分自身もとても感動し、やっていてよかったと感じます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
音響の最前線で学び、成長できる環境! 私は元々ミュージカルには興味が薄かったのですが、音響にはとても興味があり勉強していたので入団しました。
理由の一つ目は、日本を代表する劇団であり、最新の機材を使える点です。他社ではなかなか触れない機材が沢山あります。必然的に最新の機材をマスターできます。
二つ目は全国ツアーです。劇団四季は全国各地の公共ホールで演劇を上演します。全国各地にお住まいの方へ演劇を届けるという貴重な経験ができ、様々なホールや劇場で音を出すので、経験値向上にも繋がります。
三つ目はディズニー作品に携われる点です。私はディズニーファンではありませんが、アラン・メンケンの曲がとても好きです。今担当している『アラジン』も曲がとても素敵で大好きです。その曲を使って多くのお客様に感動を与えられる点にとてもやりがいを感じます。 |
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これまでのキャリア |
中学でバンドを始め音響に興味を持つ
専門学校でライブ音響を学ぶ
入団後初めての演目は『ノートルダムの鐘』
『コーラスライン』で全国ツアー
『ジョン万次郎の夢』で初サブチーフ
現在『アラジン』サブチーフ |