これが私の仕事 |
演劇の感動を光で伝える、観客の心に響く作品を! 舞台照明は光を使って舞台に彩りを与え、視覚的な演出をサポートする仕事です。様々な種類の灯体やたくさんの色、模様などを組み合わせることで情景の変化などを舞台上に表現し、お客様が物語の進行を掴みやすくする手助けをするものだと思っています。
本番で私が行っている仕事は主にピンスポットライトです。
主要人物の動きを追いながら光を当て、わかりやすく言うと「この場面はこの人が大事ですよ!」と表現するもので、光の大きさや明るさなども調節しながら表現しています。
子どもたちに向けた「こころの劇場」という全国ツアーにも行きました。
仕込み(設営)から本番、バラシ(撤収)を繰り返しながら全国各地を回り、多くの子どもたちに演劇の感動を届ける仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分も作品の一部として輝き、子どもたちに感動を届ける瞬間! この仕事の好きなところは、自分がした仕事が分かりやすいところです。
当然ですが、明かりを別の場所に当てれば別のものが目立ちますし、明るくすればより一層目立ちます。自分の行った操作がそのまま作品の一部になるんです。
ときには失敗することもありますが、成功した時の達成感はひとしおです。
1つ1つの作業が作品を支える一部となっている実感を得られます。
嬉しかったことは、前述した「こころの劇場」の終演後に、子どもたちがロビーで「あのシーンが面白かった!」など感想を話し合っていたり、劇中歌を歌っていたりする光景を見た時です。これだけ多くの子どもたちに作品を伝えられたんだなと常々、喜びを感じていました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
お客様の反応を直に感じる喜び! 劇団ならではのコミュニケーション! お恥ずかしい話ですが、私は大学在学中に様々な裏方スタッフの仕事はしていましたが、劇団に入るまで劇団四季はおろか舞台作品を観たことがありませんでした。
就職の際に劇団四季を選んだ大きな理由として、エンタメ業界の中でお客様に一番近い分野だと思ったから、というものがあります。
舞台スタッフは物理的にもお客様との距離が近く、感想や反応などがダイレクトに伝わってきます。それを感じながら仕事をしたいと思いました。
好きなところは、劇団内に俳優や各技術セクション、経営スタッフまでもが所属している点です。コミュニケーションを取りやすく、様々なセクションの視点や考え方を知ることができるので面白いですし、知識も増えて一石二鳥です。 |
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これまでのキャリア |
2022年 新卒で入団、様々な演目の設営、撤収に関わる
2023年『バケモノの子』本番付き
2024年『ジョン万次郎の夢』で全国ツアーに
2025年『アラジン』本番付き、『マンマ・ミーア!』ではムービング担当に挑戦する |