当法人が運営する「稲毛浅間神社」は、平安初期である808年に富士山本宮浅間大社の御分霊を奉斎したことが創建と伝えられ、以来1200年を超える歴史を地域ともに刻んできました。主祭神は安産・子育ての神である木花咲耶姫命、相殿に国土平安の神である瓊瓊杵尊、道開きの神として知られる猿田彦命をお祀りし、例年多くの参拝者を迎えています。
近年は、千葉市内はもとより、県内外から広く信仰されています。
当神社は大同3(西暦808)年から現在にいたるまで、1200年以上もの長きにわたり、地域の人々からの信仰が篤く、氏子崇敬者の拠り所として崇拝されてきました。鎌倉幕府の祖である源頼朝が使者を遣わして武運長久を祈願した記録なども残されており、歴史的な役割も果たしてきた神社です。時代の変遷を見つめながら、古来から受け継がれる伝統や文化を護持し、次世代へ伝える使命を担っています。近年では境内や社務所の改修工事や、社寺ではいち早くキャッシュレス決済を導入するなど、参拝される方にとっても快適で過ごしやすい環境の整備に力を入れています。悠久の時を地域の人々に寄り添いながら、粛々と積み重ねてきた神社です。
古来より、巫女は神楽を舞ったり、祈祷によって神と人とをつなぐ役割をする特別な能力を持った女性のことを意味していました。現在では、神社の運営に必要なさまざまな業務に携わってっています。具体的には参拝者への来客対応、神社の清掃や社務所における事務作業などがあります。昔からの白い小袖に緋袴という巫女装束に身を包み、立ち居振る舞いや作法などを学ぶことができるのも魅力の一つです。日本の伝統文化に興味があり、今しかできない仕事で貴重な体験をしたいという方はぜひご応募ください。正月から節分祭や七五三詣の時期などの繁忙期もありますが、基本的にはゆったりとした時間の中で悠々と働くことができる環境です。
神社での勤務は、一般の企業と比べて特殊な環境であると思います。収益を目的としていませんので、当然ながら数字に追われることなく、景気などに大きく影響されることもありません。長年受け継がれてきた大切な文化を次の世代にしっかりと伝えること、人々の心に寄り添い安寧と地域の繁栄を祈ることなどが私たちの大切な役割です。また、社殿は東京湾から遙かに富士山を臨むように設計され、豊かな自然と神社が融合する作りになっており、ゆったりと流れる悠久の時間を感じながら働ける環境にです。数多くの先人の足跡を受け継ぎ、しっかりと後世に伝える重要な役割を果たしながら、恵まれた環境で人間としても成長することができます。
事業内容 | ○稲毛浅間神社の護持運営 |
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創建 | 大同3(西暦808)年 |
職員数 | 25名(令和3年6月時点)
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代表者 | 代表役員(宮司) 宮間孝夫 |
事業所 | 【所在地】
〒263-0034 千葉県千葉市稲毛区稲毛1-15-10 |
沿革 | 大同3年 平城天皇の時代に、富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)の御分霊を奉斎
文治3年 社殿再建 昭和39年 社殿焼失 昭和41年 社殿再建 昭和61年 昭和天皇の御在位六十年に奉祝の意を込めて、社殿前庭の拡張・擁壁工事を実施 平成17年 社務所の改修工事 平成27年 神門建立、手水舎再建 令和元年 社号標建立 |
ホームページ | http://www.inage-sengenjinja.or.jp/ |