業種 |
プラント・エンジニアリング
設備・設備工事関連/建設/機械/金属製品
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本社 |
三重
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エネルギー産業には欠かせない『圧力容器』という機器を製作し、全国の『プラント』へお届けしています。『プラント』とは、石油や電気などのエネルギーをつくりだす大型工場のこと。『コンビナート』とも呼ばれ、私達の生活を支える重要なインフラストラクチャ―です。当社はこの機器製作に加え、『プラント』内の様々な設備メンテナンス(点検・修理など)も手掛けており、日本のエネルギーを陰ながら支えているのです。
当社の事業は景気の変動を受けにくい特徴があります。私達の生活にはかかせないエネルギーをつくる工場『プラント』は、24時間・365日、常に稼働することが求められるため、当社が製作するプラント用機器(圧力容器)や、各種設備の定期メンテナンスは、法律により常に一定のボリュームで必要とされます。つまり、日本経済が落ち込んでもベースとなる受注はある程度安定し、当社の経営を支えていることから、従業員も今日まで安心して働くことができています。今後は、「カーボンニュートラル」という新たな時代の流れに対応し、新規事業も視野に入れて挑戦を続けていきます。
当社が製作する『圧力容器』とは、内部に液体や気体を貯蔵する装置です。高い強度や耐久性が必要であり、形や素材、大きさにおいて一品一様、一つとして同じものがないと言われている完全オーダーメイドの製品です。緻密な設計が必要で、製作の注文から製作開始・完了までに1年以上かかることも多いのですが、当社は鉄板1枚から完成形態まで仕上げる全ての工程を自社工場内で完結できます。これは、『プラント』からの様々な要望にお応えするため、様々なサイズに対応した加工設備を備えているほか、材料・部品の溶接・組立などの技術においても、100年以上の歴史の中でコツコツ磨き続け、継承してきたからこそ実現しているのです。
2022年に本社事務所を建て替えました。3階建てのゆとりあるオフィスで働けるほか、ドリンクーサーバーや休憩スペースなども充実させています。また、本社には従業員が利用できる食堂もあり、わずか290円で昼食が食べられるほか、困ったことがあればいつでも何度でも無料で相談できるカウンセリングサービス、一般では利用できない会員制リゾートホテルに宿泊できるなど、福利厚生も盛りだくさん。スキルアップのために資格取得に挑戦したい方は、テキスト代や受験料などの補助を受けることもでき、取得時には報奨金がもらえるので、さらにやる気がアップします。このような従業員の成長をサポートするための環境を今後も整えていくつもりです。l
事業内容 | (1)製作部門
石油精製プラント・石油化学プラント・発電プラント用圧力容器の設計・製作 (熱交換器、蒸留塔、貯水タンクなど) (2)工事部門 石油精製プラント・石油化学プラント・発電プラントの設備工事やメンテナンス (プラント設備の定期修理・保守工事、タンク建設・改造・保全工事、プラント配管・解体工事など) |
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設立 | 1949年10月
※創業:1919年12月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 191名(2024年12月時点) |
売上高 | 71億円(2023年実績) |
代表者 | 佐藤 和久(代表取締役) |
事業所 | 1.本社工場(三重県四日市市楠町小倉1701)
2.鹿島工場(茨城県神栖市砂山2668-8) |
平均年齢 | 44.0歳(2024年10月時点) |
主な取引先 | 三重県、四日市市、コスモ石油(株)、ENEOS(株)、(株)ENEOSマテリアル、JSR(株)、出光興産(株)、三菱ケミカル(株)、昭和四日市石油(株)、KHネオケム(株)、東ソー(株)、鹿島石油(株)、(株)中部プラントサービス など(敬称略・順不同) |
みえの働き方改革推進企業 | 働き方を見直し、誰もが働きやすい職場環境づくりに取り組んでいる企業として、三重県より「二つ星」に認定されました。 |
TSR推奨優良企業 | 当社は「東京商工リサーチ」の調査により、「経営者能力」「成長性」「安定性」「公開性・総合評価」の4つの点において、全国でわずか8%のAランク優良企業として認められました。 |
地域未来牽引企業 | 地域経済への影響力や成長性が見込まれるとともに、地域経済のバリューチェーンの中心的な担い手として、経済産業省より選定されました。 |
地域貢献 | 当社には、四日市市から「津波避難ビル」に指定された建物があり、災害時には近隣住民の避難場所となります(避難時の食糧や簡易トイレなどを備蓄)。毎年、近隣にある「磯津保育園」の災害時避難訓練に協力させて頂いています。 |
平均勤続勤務年数 | 17.2年(2024年10月時点) |
月平均残業時間 | 10.0時間(2024年度) |
有給休暇平均取得日数/平均消化率 | 14.6日/89.6%(2024年度) |
沿革 | 【1919年12月】
四日市市諏訪町にて、三重機械鐵工合資会社創業 【1949年10月】 株式会社に改組 【1963年12月】 三重郡楠町(現四日市市)に「本社工場」を移転 【1970年6月】 茨城県鹿島郡神栖町大野原(現神栖市)に「鹿島工場」を新設 【1989年12月】 資本金を1億円に増資 【1997年12月】 「ISO9001」の認証取得 【2010年3月】 茨城県神栖市砂山に「鹿島工場」を移転 → 2018年4月:増築 【2012年8月】 岡山県倉敷市に「水島出張所」を新設 【2013年4月】 四日市市大治田町に熱処理工場(大型炉)を新設 【2018年12月】 経済産業省より地域未来牽引企業に選定 【2019年12月】 創業100周年 【2022年5月】 三重県四日市市の「本社工場」で事務所を建替 【2024年10月】 三重県より「みえの働き方改革推進企業」に登録 |