皆さまこんにちは!採用担当です(^^)
今日は前回に続き、具体的な業界絞りのコツをお伝えして参ります!
■やりたいこと(Will)から考える
「やりたいこと」は、自分が興味や関心を抱いていることから見つけられます。
どんな分野に興味を抱いており、そこで何を成し遂げたいのかを考えてみましょう。強く興味・関心があることだけではなく、「なんとなく気になる」「チャンスがあれば挑戦してみたい」といったことがきっかけでも構いません。
そこから、自分が本当にやりたいと思えることを見極め、関連する業界を探してみてください。
■できること(Can)から考える
今自分がもっているスキルやこれまでの経験からできることはないかを探し、業界を絞る方法です。
スキルによってできること、自分が持っている能力・専門知識を活かせそうな業界を探します。自分にできることを活かせる業界を見つけられれば、就職先での活躍や貢献できることもイメージしやすいでしょう。
■3年後、5年後の業界を予測し、将来性を考える
まずはさまざまな業界の将来性や成長性について調べ、今後の変化の予測や調査を行います。
業界の将来性を調べ、自分が考えている長期的なキャリアや目標と合致しているかを判断することで、業界を絞りやすくなります。
一般的には、将来性のある業界を選択するほうが、自分のキャリアアップで有利になると考えられるでしょう。
■売上や利益の出し方に興味があるかを考える
業界特有のビジネスモデルや収益源を調べ、興味や関心を抱いた業界を選択する方法です。
「この企業はどうやって売り上げを伸ばしているのか」「利益のためにどんなことをしているのか」を考え、これらの答えになる情報を探してみましょう。
企業が利益を出すプロセス、手段を把握するなかで、興味を抱ける業界を見つけられれば、志望する業界を絞ることができます。
■興味を持った企業の共通点を抜き出して考える
業界を絞る前に、興味をもった企業・求人から、「なぜ興味をもったのか」「何に魅力を感じたのか」といった特徴や価値観の共通点を考える方法です。
共通点を見つけることで、自分の関心が明確にでき、業界を絞り込む手助けになる可能性があります。
■合わない業界を選択肢から消去する
自分に合わない業界を決める「消去法」から絞り込む方法もあります。
複数の業界をおおまかに選び、自己分析の結果などから自分の個性や興味に合致しているかを確認してみましょう。そのなかで、ミスマッチだったものを消去し、最終的に残った業界を深掘りして志望する業界を考えてみてください。
■学部や専攻に関わる業界を選ぶ
所属する学部や専攻しているジャンルに関連する業界を選ぶのも、手段のひとつです。
学校で身につけた専門的な知識やスキルを活かせるため、自分にマッチする可能性が高まります。
■就活で業界を絞る場合の注意点
志望する業界を絞るとき、2つのことに注意して行いましょう。
・ひとつに絞る必要はない
・直感やイメージだけで業界を絞らない
■ひとつに絞る必要はない
志望する業界は、ひとつに絞る必要はありません。
視野が狭くならないため、エントリーできる企業を増やすためにも、2~4種類の業界に絞ることをおすすめします。
■直感やイメージだけで業界を絞らない
業界を絞るとき、「好き」「嫌い」といった直感や感情、「私には難しい」というイメージだけで絞らないようにしましょう。
例えば、「小売業界は自分に縁がない」と思っていても、実際は多岐にわたる業務があり、開発のような細かい作業が得意だったなど、選択肢や可能性を広げられる可能性があるからです。反対に、「旅行が好き」という理由から航空業界を志望していても、実務や必要なスキルが想像と異なる可能性もあります。
自分が抱く企業のイメージやWebサイト、SNSの情報だけで判断するのではなく、業界特有の業務を調べるなど慎重に業界研究をして判断するようにしてみましょう。