医療法人社団住吉医院

当院が、介護福祉サービスをスタートしたきっかけは、理事長が自分の家族の介護を通じて、介護の大変さを痛感したことからでした。そのため、当院の介護福祉サービスには、「介護で大変な思いをされている方々の力になりたい」という温かな思いが根底にあります。そこで、患者様・利用者様に対して家族のように接していきたいと考え、『ファミリー』と呼んでいます。理念として掲げるのは、“『ファミリー』の幸せのために・・・”。もしも、自分の大切な家族のためなら、してあげることに限りがないはずです。だから、私たちも『ファミリー』のために限界のない医療・介護福祉サービスを目指し、そのときにできるベストを追求しています。

私たちは、患者様や利用者様と同様に、スタッフも『ファミリー』と捉えています。そのため、患者様や利用者様の幸せを最大限に取り組みながらも、スタッフの幸せを犠牲にしてはならないと考えます。私たちがスタッフのためにできることは、仕事が楽しいと感じるようにな働きがいのある環境を整えること。そこで、スタッフ一人ひとりの意志やアイデアを発揮し、主体的に活躍できるようにサポートしています。また、成長を目指す人に応える職場でありたいと考え、さまざまな医療・介護福祉サービスを提供する7つの拠点で、それぞれの目標や夢に合わせて挑戦できるようなチャンスの提供や、実現に向けたサポートに取り組んでいます。

グループホームは、家庭的な介護サービスの代表格と呼べるものです。当院の「グループホーム ちゅうりっぷ」では、一人で日常生活を送ることが困難な認知症の要介護者の方に、9名を1単位とした小規模な共同生活の場で、介護サービスを提供しています。失われかけた能力を再び引き出し、「生活様式を再構築」することを目的としています。いつでも顔なじみの職員が対応し、施設の中はいつもアットホームな雰囲気。そのようななか、お料理が好きな利用者の方には一緒に食事の準備に取り組んでもらう、散歩が好きな方とは一緒に敷地内を歩くなど、その人らしい生活が送れることを第一に考え、一人ひとりに合わせてサポートしています。