「伝えたい、送りたい、目指したい未来へ。」
タツタ電線は、創業以来続く電線・ケーブル事業で培ってきた高度な技術とノウハウを、電子材料や光関連部品など多彩な分野に応用し、社会の安心で快適な暮らしを支えております。近年では新たな可能性を切り拓くべく、自動車や医療といった分野にも進出。これからも研究開発型企業として新しい可能性に挑み続け、そこから生まれる新技術を、より良い未来へつなげていきます。
タツタ電線は社名の通り「電線」の製造販売を祖業とし、発電所やプラントで使用されるインフラ向け電線のほか、鉄道や産業用ロボット、音響・放送用といった産業機器向けの電線など多岐にわたる製品を製造しています。しかしながら当社の事業は電線だけに留まりません。電線製造で培った樹脂や金属の技術から機能性フィルム・ペースト、ファインワイヤといった機能性材料を開発。IoT化が進む自動車分野や電子モバイル機器などに使用され、特に電磁波シールドフィルムは圧倒的な世界シェアを誇ります。そのほかセンシング技術を応用した医療関連部材、光ファイバデバイスなど様々な分野に事業を広げ、先進のテクノロジーを陰で支えているのです。
1945年の設立以来、高品質な電線・ケーブルをはじめ、様々な分野で活用される製品を生み出してきました。これまで通り、電線や電子材料の製造に力を入れ、IoTやAIといったデジタル化が進む時代を支え、高い技術力で多様な顧客ニーズに応えていくことは変わりません。今後もさらに電線や電子材料関連の開発を進め、独創的な部品や素材を様々な産業に供給していきたいと考えています。特に、機能性材料や医療機器関連部材の開発を進め、研究開発型企業として成長していくため、10年前にタツタテクニカルセンターを設置。それ以降も海外拠点を増やし、最先端分野への研究を推進するとともに、海外でのビジネス展開にも積極的に取り組んでいます。
研究開発型企業である当社にとって大切なのは人財、つまり社員です。会社の基盤を支え、さらに成長していくには、社員の力が欠かせません。そのため当社では、教育制度や働く環境を整備。新人研修をはじめ、階層別教育、専門技術や語学関連の教育、役職別研修、通信教育などがありしっかりスキルアップできます。蓄積するノウハウや技術を継承し、発展していくためのフォロー体制も万全です。また出産・育児・介護支援制度も充実しており、ライフスタイルが変わっても長く活躍できる環境です。そのほか、サークル活動や社内イベントなどで社員同士が部門を超えて交流できる機会も設けています。
事業内容 | ・電線・ケーブルの製造販売(インフラ用電線・産業機器用電線など)
・電子材料(機能性フィルム、機能性ペースト、ファインワイヤ)の製造販売 ・センシング・医療機器部材(センサ関連、医療・計測分野)の製造販売 ・環境分析事業等その他のサービス事業 |
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設立 | 1945年9月 |
資本金 | 66億7600万円(2023年3月31日現在) |
従業員数 | 単独:671名(連結1046名、2023年3月期) |
売上高 | 573億円(2023年3月期 単体) 614億円(2023年3月期 連結) |
代表者 | 代表取締役 社長執行役員 山田 宏也 |
事業所 | 【本社・大阪工場】 大阪府東大阪市岩田町2丁目3番1号
【タツタテクニカルセンター】 京都府木津川市州見台6丁目5番1号 【京都工場】 京都府福知山市長田野町3丁目17番地 【仙台工場】 宮城県黒川郡大和町テクノヒルズ2番1 【東京支店】 東京都港区芝2丁目13番4号(住友不動産芝ビル4号館10階) |
沿革 | 1945年 設立
1947年 電線製造・販売開始 (創業) 1950年 タツタバルブ株式会社(現 中国電線工業株式会社)設立 1953年 若江工場(現 大阪工場)完成 1954年 大阪証券取引所上場 1955年 通信ケーブル製造・販売開始 1961年 東京証券取引所上場 1975年 株式会社スリーティー・サービス(現 タツタウェルフェアサービス株式会社)設立 1976年 福知山工場(現 京都工場)完成 1979年 株式会社タツタ電線分析センター(現 株式会社タツタ環境分析センター)設立 1981年 漏水検知システム製造・販売開始 1984年 ボンディングワイヤ製造・販売開始 1987年 ポリマー型銅導電ペースト製造・販売開始 1989年 高力銅合金線(FA等向け)製造・販売開始 1996年 通信事業部ISO9001認証取得 1997年 光ファイバカプラの製造・販売開始 1998年 電線事業部ISO9001認証取得 1999年 通信事業部ISO14001認証取得 2000年 電磁波シールドフィルム販売開始 2001年 光部品事業部ISO9001認証取得 2002年 大阪地区ISO14001認証取得 建設・電販向け電線販売事業を行う住電日立ケーブル株式会社(現 住電HSTケーブル株式会社)設立に参画 2003年 電磁波シールドフィルム自社生産開始 2011年 常州拓自達恰依納電線有限公司(中国)設立 2012年 TATSUTA ELECTRONIC MATERIALS MALAYSIA SDN.BHD.(マレーシア)設立 2013年 タツタテクニカルセンター完成 2014年 立井電線株式会社株式取得 2015年 Tatsuta USA, Inc.(米国)設立 システム・エレクトロニクス事業本部にて医療機器分野のISO13485認証取得 仙台工場完成 2016年 上海拓自達商貿有限公司(中国)設立 機能性フィルム事業にてISO22301(事業継続マネジメントシステム)認証取得 第三種医療機器製造販売業許可を取得 2019年 「高力銅合金」を使用した機器用電線関連製品の製造販売事業を完全子会社の立井電線株式会社に移管 立井電線株式会社の商号をタツタ立井電線株式会社に変更 2022年 完全子会社のタツタ立井電線株式会社および中国電線工業株式会社の原材料調達機能および営業・販売機能をタツタ電線株式会社に移管 |
ホームページ | https://www.tatsuta.co.jp/ |