これが私の仕事 |
国内外のステークホルダーを繋げて、国際研究協力の創出&発展を支援。 国際部の役割に、日本と海外の研究者が協力し取り組む国際共同研究プロジェクトの支援があります。研究者が海外の共同研究者を見つける際、一般的には留学や国際的な学会を活用しますが、国が推進したい研究開発分野においては、JSTが「出会いの場」を提供し、将来的な協力・連携へと導く役割を担います。チームメンバーと連携し、研究者向けのワークショップやシンポジウムの企画運営を行っています。今年は分子生物学をテーマに欧州分子生物学機構(EMBO)と協力してワークショップを開催しました。来年はドイツで2回目を開催予定です。参加する研究者の募集から会場選定、プログラムについてチームメンバー及びEMBO職員と議論を重ねてきました。自分たちの頑張りが日本の科学技術・科学教育の発展に貢献できていることに大きなやりがいを感じています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
入社1年目で、多くの研究関連機関長が参加する国際会議のMCに抜擢! 学生の頃からサークルやボランティア活動で英語を使う機会があり、英語を活かして働きたいと思っていたので、国際部を志望しました。チャンスが巡ってきたのは入社1年目の秋で、80を超える国と地域、国際機関から1500人が参加する国際会議にて、JSTが共催したサイドイベントMCに抜擢されたのです。この会議は、研究開発を支援するファンディング機関の代表が集まり、共通のテーマについて議論する重要な場でした。最初は緊張しましたが、部内のネイティブ職員と練習を重ね、無事に終えることができました。「素敵な会議をありがとう」と参加者から言われた瞬間は、本当に嬉しく、挑戦して良かったと感じました。つい先日も同じ会議があり、オーストラリアからの参加者から「JSTの会議が一番刺激的だった」との言葉をいただき、励みになりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
日本の研究開発を多角的な視点から俯瞰し、支える、公的な仕事。 大学では森林科学を学び、森の生態系や土砂災害に関する研究室に所属し、将来は環境問題などの社会課題に広く関わる仕事を目指していましたが、なかなか理想的な企業に出会えませんでした。そんな中、JSTの採用情報を見つけ、「特定の分野を突き詰めるより、環境に関する事柄を広く捉え、俯瞰する立場で関わりたい」、そんな私の理想を叶える環境がありました。JSTは国立研究開発法人という公的機関であり、日本の研究開発支援や科学技術イノベーション戦略に関する調査報告、社会と研究業界を繋げるフォーラムの主催、日本科学未来館の運営など、多岐にわたる事業を展開しています。特に基礎研究から社会実装までの多様な研究開発プログラムを持ち、研究者を支援する俯瞰的な役割が、自分の目指す立場と一致すると感じました。 |
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これまでのキャリア |
2022年4月:新卒入社(国際化推進・企画調整業務※現職) |