これが私の仕事 |
<スタートアップ支援>支援先の探索~出資の検討、出資後のフォローまで。 JSTのファンディング事業で生まれた研究成果を活用するスタートアップへの出資を担当。出資とは通常、将来的に出資先が株式上場やM&Aなどを行った際、その株式を売却して利益を得ることが目的ですが、JSTにおける出資事業の主な目的は「研究成果の実用化」。その会社の技術や知財、ビジネスモデル、経営体制などを調査し、成功の可能性を見極めて出資を判断します。担当分野は創薬やものづくり、AIなど様々。私は修士で生物(バイオ)系を専攻していたので、バイオ系にアンテナを張りつつ、その他の案件がきた際には室メンバーや専門家のサポートを受けながら進めています。出資後はスタートアップの支援を行い、企業価値向上を目指すのも重要な役割。自分が出資先のお役に立てた時、大きなやりがいを感じます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
出資先と事業会社を繋ぐ架け橋として、双方の価値を高め合える提携を実現! 出資事業が目指すのは出資先のEXIT(株式上場やM&A)。出資対象のベースはディープテック分野。案件は創薬や量子コンピュータなど長期的な課題が中心で、EXITまでは10年程度を想定しています。私は在籍2年目。EXITの経験はありませんが、出資先と事業会社を引き合わせ、業務提携や出資に繋がった時には大きなやりがいを感じました。スタートアップは研究開発に強い反面、販売ルートの構築など、事業展開において自社内のリソースだけでは難しいことが多いです。だからこそ、JSTが支援するスタートアップと事業会社を結びつけ、双方の価値を高め合える提携を実現できた際、出資の意義を実感します。今後の目標としては目の前のことにコツコツと取り組み、幅広い知見を身につけること。そして、いつか自分の担当した出資先がEXITする喜びを体感したいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
組織の枠を超えて、さまざまな大学・研究機関の研究者の支援がしたかった。 当初は一般企業への就職を考えていましたが、いくつかの説明会に参加する中で、特定の分野に限定された仕事よりも、より公共性が高く、幅広い分野に貢献できる仕事に携わりたいと感じるようになりました。修士課程で理系分野を専攻した経験から、研究者を支援する仕事に興味を持ち、国立研究開発法人を中心に就職活動を進めました。JSTを選んだ理由は、特定の組織の支援にとどまらず、様々な大学や研究機関を支援できる点です。より深く調べていく中で多彩な活動を展開していることを知り、自分の目指す方向性に合っていると感じました。さらに面接前に待合室でお会いした人事の方がとても親しみやすく「緊張しますよね。大丈夫、頑張って!」と優しく声をかけて下さり、緊張がほぐれました。そんな温かい雰囲気にも惹かれ、JSTで働きたいと思いました。 |
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これまでのキャリア |
2018年4月:新卒入社(知的財産マネジメント推進部)
2022年10月:スタートアップ支援※現職 |