平和堂は毎日の生活に必要な商品を総合的に扱うチェーンストアを展開しています。
関西・東海・北陸の2府7県で、毎日の暮らしに楽しさを提供する大型のショッピングセンター「アル・プラザ」や
地域の皆様の便利店として、食品スーパーマーケット「フレンドマート」などを出店。
また2020年10月より、アグリ事業の「平和堂ファーム」を開始するなど、地域社会へ向けた取組みも行っています。
昭和32年、戦争の悲惨さから平和を願う気持ちを屋号に託し、滋賀の城下町彦根に創業した「靴とカバンの店・平和堂」。ここが地域のお客様に喜んでいただくお店づくりの原点となりました。現在は、一定地域に集中出店する「ドミナント戦略」で関西から東海・北陸へと拡大。食料品を中心に生活必需品を取り揃えた「フレンドマート」や、ライフスタイル提案型の大型店舗「アル・プラザ」など156店舗を展開。地域情報に基づいたきめ細やかな品揃えに加え、お買い物代行サービスや生活全般のお困り事解消のお手伝いも行い、「その地域になくてはならない店舗づくり」に邁進。「100年企業」を目指して、社員の幸せとお客さまの満足を追求しています。
「売場づくり」の創意工夫に、大きな手応えがあります。売場づくりとは、売り込む商品を考え、計画から発注、陳列まで取り仕切ること。私が1年目に初めて任されたときは、旬の食材を中心にキノコ類の揚げ物をイチ押しするラインナップを考え、装飾やPOP制作にも注力。さらに上司に相談して、大容量パックも用意しました。売場は大盛況で、売上は昨年の1.5倍を記録!ときには「遅い時間でも大満足の品揃えを!」と意気込み過ぎて余りを出してしまうなどの失敗もありました。それでも、ピタッと数量がハマった時は爽快な気分に!上司も「失敗から学び次に活かしてね!」と背中を押してくれる職場だから、自ら考えて挑戦する楽しさを感じています。
なんと言っても、「働く人がみんな良い人ばかり」なのが平和堂。異動のたびに、その先々で新しい出会いがあり、今でも続く財産のような人間関係ができていきます。知らない土地に行けば、上司や同僚、アルバイト・パートの方々まで、おススメのお店や観光スポットを教えてくれたり。経験したことがない売場に移った時は、上司をはじめみなさんが嫌な顔一つせずに本当に基本の基本から教えてくれ、店長もそのお店に合わせた販売方法や陳列のコツまで詳しく説明してくれました。お陰で、今まで以上に売場づくりへの思い入れが増しました。今では、この「人の温かさ」こそ、平和堂の何よりの強みなのではないかと思っています。
事業内容 | 食料品・衣料品・住居関連品等を扱う総合小売業 |
---|---|
創業 | 1957年3月 |
設立 | 1957年6月 |
資本金 | 116億1,437万円(2023年2月現在) |
従業員数 | 3,388名(2023年2月現在) |
売上高 | 3,712億8,200万円(2023年2月期/単体) |
代表者 | 代表取締役社長執行役員 平松正嗣
代表取締役専務執行役員 夏原行平 |
事業所 | ■店舗156店舗(滋賀74、京都18、大阪22、兵庫3、福井6、石川7、富山2、岐阜7、愛知17)
■本部 ※2023年2月現在 |
取扱商品 | 食料品、衣料品、住居関連品など |
売上構成比 | 食料品78.4%、住居関連品9.9%、衣料品6.9%、その他4.8%(2023年2月現在) |
関連会社 | 平和堂(中国)有限公司、株式会社エール、株式会社丸善、株式会社ヤナゲン、株式会社サニーリーフ、株式会社ファイブスター、株式会社ユーイング、株式会社シー・オー・エム、株式会社ダイレクトショップ、株式会社ベストーネ、株式会社ナショナルメンテナンスなど |
沿革 | 1957年 (昭和32年) 「靴とカバンの店・平和堂」創業。
1961年 (昭和36年) 正札販売開始。「正札販売、品質の保証、返品・交換の自由」を宣言。 1963年 (昭和38年) 彦根店ビル(ジュニアデパート平和堂、現彦根銀座店)完成。 1966年 (昭和41年) 彦根店に「食品マーケット」開設。 衣料、雑貨、食品販売の総合スーパーとなる。 1973年 (昭和48年) 敦賀店(現アル・プラザ敦賀)オープン(滋賀県外、福井県初出店)。 1974年 (昭和49年) 日本流通産業(株)<ニチリウ>を中堅スーパー7社で設立。 代表取締役社長に夏原平次郎就任。 1979年 (昭和54年) アル・プラザ彦根オープン (滋賀県下初の百貨店スタイル店舗、アル・プラザ型タイプ第1号店)。 1982年 (昭和57年) ご奉仕高(年商)1,000億円を突破。店数31店舗になる。 1987年 (昭和62年) 真砂店オープン(大阪府初出店)。 1989年 (平成元年) アル・プラザ小松オープン(石川県初出店)。 1990年 (平成2年) 東京証券取引所第1部上場。 1996年 (平成8年) アル・プラザ小杉オープン(富山県初出店)。 1998年 (平成10年) 海外初出店(現平和堂(中国)有限公司)。 2004年 (平成16年) 「株式会社 平和堂東海」設立。グランドタマコシの10店舗を営業譲受。 2006年 (平成18年) アル・プラザつかしんオープン(兵庫県初出店)。 平和堂東海とヤナゲンストアが合併。新・平和堂東海としてスタート。 2009年 (平成21年) 株式会社 平和堂東海を合併。 2012年 (平成24年) 株式会社 丸善の事業譲受。 2013年 (平成25年) 株式会社サニーリーフ設立 2014年 (平成26年) 「次世代育成支援対策推進法」による認定マーク“くるみん”3度目の認定。 2015年 (平成27年) 平和堂(中国有限公司)でネット通信販売の開始。 2016年 (平成28年) 電力販売の開始。 滋賀県初!女性活躍推進法に基づく「えるはし」企業に認定 2017年 (平成29年) 新本部(HATOC)稼働。 2018年 (平成30年) 平和堂公式Vtuber「鳩乃幸(はとのさち)」がデビュー 2019年 (平成31年・令和元年) 久御山流通センター稼働 2020年 (令和2年) 平和堂 地域共創プロジェクト アグリ事業「平和堂ファーム」開場 2021年 (令和3年) 平和堂こだわりブランド「新E-WA!」スタート 2022年 (令和4年) 「HOPWALLET」スタート |