私たちは、建築職人さんが仕事で使う「ハンドツール」の企画開発・製造販売を行っている三島市の会社です。
1975年に創業し、最初の商品を販売してから40年以上経った今でも職人さんに愛され続けています。
他社に先駆けてプラスチック製の墨つぼを販売し、今では国内シェアNo.1を誇っています。
「こういう工具があるといいな」という現場の声を反映したモノづくりで、今は業界スタンダードツールに成長しました。
当社の強みは、創業以来48年の歴史の中で培ってきた製品の企画力・開発力です。常にお客様のことを思い、時代に先駆けてニーズをとらえ、これまで数多くのハンドツールを開発してきました。当社のモノづくりは、現場の職人さんの声から生まれます。職人さんとの情報交換は開発業務のスタートであり、当社伝統の「モノづくりの精神」を経て、しっかりと手になじみ、使い勝手に優れた「職人主義」のハンドツールに仕上げていきます。当社の製品は日本全国の建築職人さんから絶大な支持を獲得しており、また近年では海外へも販路が拡大中です。現場の職人の声とミロクの発想力・開発力を合わせて、高品質・高付加価値の製品の提供に尽力しています。
ハンドツールの企画開発の仕事は、いろいろな建築現場を訪問して職人さんに話を聞き、その声をもとに試作品をつくり、改善を重ねていきます。最初から最後まで一貫して責任を持つのは緊張感もありますが、携わった製品がホームセンターなどの店頭に並んでいるのを見ると、それまでの苦労なんて一瞬で吹っ飛びます。最初は何も分からないところからスタートしても、上司や先輩社員が丁寧に教えるので、安心してチャレンジすることができます。また、当社は職場環境や福利厚生にも力を入れ、月平均の残業時間は10時間程度。有休も遠慮せずに取ることができます。会社見学も大歓迎で、年齢が近い先輩社員と交流できる時間を用意します。
企画開発部の新保さん(2020年入社)に話を聞きました。「私は海洋系の学部出身ですが、モノづくりにとても興味があり、就職イベントに参加してミロクを知りました。工学系の人じゃなくても活躍できること、話しをしてくれた部長自身も未経験スタートと知り、知識や技術の不足は入社後に補えると教えてもらいました。実際、必要な知識や技術は業務を通じて身につけることができますし、上司や先輩がすぐ近くにいるので質問もしやすいです。一人一製品を担当できるのもワクワクします。一番嬉しかったことは、自分が担当した製品がリリースされた瞬間です。今後の目標は、世間がアッと驚くようなものをつくってみたいです」。
事業内容 | ◆建築工具(ハンドツール)の企画開発、製造販売
建築工具を自社で企画・開発し、グループ会社で生産しています。 ミロクのモノづくりの原点は、現場の職人からの声です。職人との情報交換やリサーチを常に行い、(株)ミロク・中国上海市のグループ会社で開発に取り組んでいます。 製品(ハンドツール)の製造は中国蕪湖市のグループ会社にて行い、(株)ミロクからTAJIMAへ納品、TAJIMAから全国の販売店へ発送という流れで全国のユーザーにご提供しています。 常に進化し続けるハンドツールの開発に取り組んでいます。 |
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設立 | 1975年 |
資本金 | 3690万円 |
従業員数 | 29名(2023年12月時点) |
売上高 | 8億5000万円(2023年2月決算)
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代表者 | 代表取締役 古屋 英将 |
事業所 | 【本社】
静岡県三島市大場449 【大仁事業所】 静岡県伊豆の国市 【グループ会社】2社 中国上海市、中国蕪湖市 |
主な取引先 | 株式会社TJMデザイン |
沿革 | 1975年 (有)ミロク建装を創業
1980年 (株)タジマ製作所(現 (株)TJMデザイン)に販売委託 1981年 本社・工場移転、大仁第一工場開設 1985年 大仁第二工場開設 1987年 本社・研修棟を新築移転、 (株)パテントアイランド設立 1991年 (有)ミロク建装を(株)ミロクに改組 1994年 ミロクグループ本社屋を新築 1996年 中国上海市にて上海未路駆工具有限公司を設立 2001年 田原野工場をミネラルウォーター充填工場とし、ヘルスサポート事業を開始 2006年 上海未路駆塑料製品有限公司を設立 2019年 中国安徽省蕪湖市にて蕪湖富力亜遡コウ科技有限公司を設立 2020年 ヘルスサポート事業を譲渡、上海未路駆工具有限公司と上海未路駆塑料製品有限公司を統合 2021年 大仁事業所(組立工場)開設、(株)パテントアイランドを吸収合併 |
ホームページ | https://www.mirokugroup.com/ |