マルトモ株式会社

私たちは、1918年(大正7年)に愛媛県で創業し、2018年に創業100年を迎えました。創業者である明関友市は、従業員と一緒に働き行動で示す現場主義の創業者で、今でもその精神はしっかりと引き継がれています。私たちが製造しているかつお節やいわし煮干しのだしを味わい、「おいしい」「全然違う」と楽しそうに笑う子供たちの顔は私たちの喜びでもあります。マルトモでは本物の味・自然の味にこだわり、皆さまの笑顔のために、次世代にかつお節や和食文化の魅力を伝えて行きたいと思っております。

マルトモでは、かつお節・だしの素から、チルド商品・ご贈答品まで。海の恵みを活かした、食卓をもっと楽しく、美味しくする様々な商品があります。特に「プレ節25ミクロン　ソフトけずり」はお年寄り乳幼児にも食べやすいとご好評いただいております。こちらの商品は、鹿児島県　枕崎製造のプレミアムなかつお枯節を使用しており、従来品に比べ「コク味1.3倍、うま味1.2倍、上品な香り」の琥珀色が特徴です。ほかにも、「よりおいしく、より手軽に和食のおいしさを味わえる商品を」モットーに、製造方法の工夫や新商品の開発に力をいれています。

マルトモの主要原料でもあるクラゲを使用して、愛媛大学農学部の江崎教授との共同研究で土壌改良材を開発しました。このクラゲチップを使った植樹や生育実験は順調に成果を残しており、防災林の植樹、乾燥地帯や山火事後の土地の緑化に役立つことが期待されています。また、日本の伝統食品であるかつお節について理解を深めていただくと共に、だしの大切さを伝えるために小学生や中高生に食育授業を実施しています。地元　伊予市の伊予小学校では、弊社の開発社員より花かつおの作り方、かつお節の歴史、原料や製造方法について実物やビデオを交えて紹介しました。これからも社会・環境活動に取り組み地域に貢献できる企業を目指します。