佐賀県庁

業種	公社・官庁
本社	佐賀

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総務部資産活用課
坂本隼人（26歳）

【出身】九州大学大学院人文科学府歴史空間論専攻卒
【年収】非公開

これが私の仕事	県有財産の管理、貸付、売却事務をしています。佐賀県が保有する土地や建物の管理を行っています。中でも、使わなくなった不動産の売買を担当しています。佐賀県はたくさんの土地や建物を持っていますが、中にはもう使わなくなってしまったものもあります。そこで、県では未利用の土地、建物の貸し付けや売却によって、その場所を必要としてくださる方に有効利用してもらうという施策をとっています。売買にあたっては、土地の価値や境界線に間違いがないよう、必ず現地調査を行い、慎重に資料を作成します。また不動産屋さんさながらに、看板を立てたりチラシを刷ったりして、ひとりでも多くの方の目に触れるように努力をしています。長い時間と手間をかけて一つずつ売却していくので、大変ではありますが契約が成立したときは非常に達成感がある仕事です。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	土地の売買に際して契約相手からいただいた感謝の言葉入庁後はじめての県有地売却案件での出来事です。経験も知識も未熟な中、相手方の疑問や不安に真摯に向き合うことだけは怠らないように心がけました。専門知識が求められるため、ゼロからそれを身に着けていく道のりは大変でしたが、納得して購入いただくため、必死で準備に取り組んだことを覚えています。また知識習得だけでなく、現地に赴き購入希望者と一緒に物件のメリット、デメリットを確認しました。小さくないお金が動くだけに、プレッシャーを感じる日々でしたが、「丁寧な説明のおかげで不安がなくなったよ」という言葉をかけていただき、大きな達成感がありました。県庁の業務は、直接誰かの役に立っていると感じにくい時もありますが、私の仕事は確実に県民の暮らしに繋がっているのだと強く実感できた出来事でした。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	「人を大切に」する県の理念と風土に惹かれて「人の役に立つ仕事」ができればという漠然としたビジョンこそあれ、研究の道も模索していたので、最初から公務員を志望していたわけではありませんでした。ある時、面接に重点を置いた採用試験を実施している県庁があると聞き、その後調べていくなかで、佐賀県が掲げる「人を大切に」という政策理念が、誰かの役に立ちたい、という自分の仕事観と最も一致したため受験を思い立ちました。私自身は佐賀出身ではないですが、佐賀に知り合いも多く、旅行で訪れた時の親切な県民の方との出会いや、記憶に残る和やかな空気感が好きだったことも、決意を後押ししたように思います。最終的には公務員になりたいというより、この職場で働きたいという感覚で、佐賀県庁を選択していました。

これまでのキャリア	新卒で2022年入庁、現所属に配属

この仕事のポイント

	地方公務員
	生活にプラスアルファな喜びや潤いを提供していく仕事
	慎重さと正確さが問われる仕事
	一般消費者・利用者と接する仕事
	客観的に整理・分析する能力が身につく仕事
	信念を持って物事に取組むことのできる人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

公務員というと「試験」というイメージが強いですが、ぜひ一般企業のように「企業研究」にも力をいれてみてはいかがでしょうか。公務員といっても、色々な自治体や官公庁があります。
・様々な自治体の施策を調べて比較してみる
・身近にいる先輩職員の話を聞いてみる
どうしてその自治体（官公庁）に入りたいのか、自身のビジョンをはっきりさせておくことが、スムーズな就職活動と入庁後のスタートダッシュにつながると思います。