私たちは、鉄スクラップから主に鉄筋コンクリート用棒鋼を製造し、建築現場などに提供している会社です。鉄筋コンクリート用棒鋼は、コンクリート構造物の強度を保つためには欠かせない建設資材。確かな品質の鉄筋を製造し、地域のインフラ整備や都市開発に貢献しています。また、原料に鉄鋼工場や橋やビル、自動車などの解体で発生する鉄スクラップを使用しているのも当社の特徴。循環型社会の構築にも貢献しています。
佐賀県と福岡県の工場でコンクリート構造物の建築に使用される鉄筋コンクリート用棒鋼や鋳鋼用溶鋼を製造している当社の特徴は、その原材料にあります。使用している原料は、橋やビル、船舶、自動車が解体されたときや自動車や船舶を製造するときに発生する鉄スクラップ。それを電気炉で溶かして鉄筋コンクリート用棒鋼に再生します。しかも、鉄スクラップから鋼を製造するときに出る鉄鋼スラグについても、道路を舗装するときに必要なアスファルトやその他の土木資材として提供するなど、資源のリサイクルを徹底。モノづくりを行う企業として責任を果たすべく、持続可能な環境への取り組みを行い、資源循環型社会の一端を担っています。
当社は、単圧メーカー「大安製鋼株式会社」と「清本鐵工株式会社佐賀支社」の製鋼事業部門が合体して設立された会社です。高い技術と真摯で誠実な人間力をベースに、時代に合ったお客さまのニーズに応え続け、より広い視野と柔軟な発想で良い製品の製造やサービスの提供に挑戦しています。また、当社が製造しているのは、コンクリートの補強としてコンクリート構造物の中に埋め込まれる棒鋼です。橋や道路などを作る土木工事やビルなを作る建築工事には欠かせない建築資材。地域のインフラや快適な生活を支えていることを強く認識し、お客さまや地域のみなさまに信頼される企業を目指しています。
事業内容 | 鋼片、鋳鋼用溶鋼及び鉄筋コンクリート用棒鋼の製造 |
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設立 | 1987年8月 |
資本金 | 4億8000万円 |
従業員数 | 169名(2022年4月1日現在) |
売上高 | 126億(2021年度) |
代表者 | 代表取締役 清本 邦夫 |
事業所 | 【本社】 福岡県糟屋郡久山町大字久原字原2920番地
【佐賀工場】 佐賀県武雄市山内町大字鳥海字椿原11125番地 【福岡工場】 福岡県糟屋郡久山町大字久原字原2920番地 |
沿革 | 1973年3月 大安製鋼(株)創立
1973年11月 熱間圧延異形棒鋼圧延開始 1976年12月 日本工業規格(JIS)表示許可工場となる 1977年9月 圧延設備改造(ビレットサイズの大型化)。 1979年3月 カナダ、Co-Steel社特許の圧延最先端技術スリッター工法による異形棒鋼D10mmの圧延開始 1987年8月 清本鐵工(株)の製鋼部門と合体、九州製鋼(株)と改称し、製鋼圧延一貫メーカーとなる 1988年6月 佐賀工場フリッカ防止装置導入 1988年9月 佐賀工場連続鋳造機更新・ソリッドダミーバー方式に依る品質向上 1989年9月 福岡工場仕上げ圧延ライン改造、冷却床更新 1992年12月 福岡工場大結束ライン改造による省力化 1994年9月 佐賀工場連鋳々片菱形変形防止装置開発 2000年2月 佐賀工場直引集塵機リプレース 2003年4月 福岡工場冷却床更新 2006年9月 佐賀工場PSA酸素発生装置更新 2006年10月 品質ISO9001認証取得 2010年 6月 環境ISO14001認証取得 2011年 7月 福岡工場第二定尺ライン改造、自動大結束機導入による省力化 2014年 9月 佐賀工場フリッカ防止装置更新 2014年12月 佐賀工場受電トランス更新 2014年12月 福岡工場冷却床更新に依る製品々質向上、加熱炉燃料転換(ガス化)によるCO2削減 2016年 3月 福岡工場中間ミル(#6~#9)更新 2017年 2月 佐賀工場建物集塵機ファン更新による作業環境の改善 2018年 1月 福岡工場300tコールドシャー更新。(ACインバーター駆動化) 2018年8月 佐賀工場タンディッシュ予熱装置更新 2019年12月 福岡工場 粗列(#1~#5)更新、個別駆動V-H4台ACインバーター化 2019年3月 福岡工場 仕上(#10~#15)スタンド更新 |
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