よろしくお願いします。
まずは中国木材の本社のある呉市を紹介します。
呉市は 戦前は 戦艦大和など 数々の軍用艦を建造した東洋一の軍港都市と言われて 40万人超の人口を抱えていたそうです。現在はその半分程度にまで減少しています。 ただ人口が減ったとはいえ、「中核市」には指定されていますので、必要最低限の都市機能は維持しています。
また政令市の広島までは車で20分、JRで30分ほどで到着します。
戦前・戦中・オイルショック前までの高度成長期など繁栄期の名残で山や丘の中腹まで住居が立ち並び、そこから海を見下ろす景観は長崎や尾道に似ています。数年前の放送にはなりますが「ブラタモリ」でも、呉の住宅事情についても触れられていました。
海軍が繁栄していた時期の遺構もあちこちに残り、島嶼部に渡ると風光明媚な地域もたくさんあることから旅番組のスポットとして紹介されることも最近は多くなってきました。
渋いところではBS-TBS「酒場放浪記」の吉田類さんも何年か前にやってきました。
「とりあえずビールで」は、ここ呉では「たちまちビールで」と なりますのでご注意を。
JR呉駅ホームの電車発着のメロディーは「宇宙戦艦ヤマト」です。
また、マンホールの蓋も 戦艦大和やお当地グルメ「呉焼き」がデザインされてますので、機会があればご覧いただきたいです。隣町の広島市のマンホールは「カープ坊や」です。
写真は呉市街地が望める灰が峰からの夜景で、当社は写真の左側の海際のエリアに位置します。左側の沖にうっすら写る夜景は愛媛県松山市の灯火です。冬の晴れた日には本社屋上から四国の山なみや松山市街地も はっきりと見えます。現在、対岸の今治市での山火事の延焼ですが早期の鎮火を心より祈っています。
ところで この数年 呉市は最近は 映画の舞台になることが多く「海猿」「この世界の片隅に」「男たちの大和」「孤狼の血」「ドライブ・マイ・カー」あたりは有名ですが、マニアックなところでいうと「ももへの手紙」「モヒカン故郷へ帰る」などもあります。
広島県内では尾道市も 映画の舞台や旅番組に取り上げられることが多く、最近は呉市も魅力的な「港湾都市」として 紹介されることが多くなりました。
戦前・戦中のような賑わいはありませんが、そこそこ田舎で 少しだけ都市的な機能も残っている私にとっては住みやすい町だと感じています。
写真は 呉市の夜景です。向って左側が当社のある 広エリアの夜景となります。