業種 |
総合電機(電気・電子機器)
重電・産業用電気機器/半導体・電子部品・その他/精密機器/自動車
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本社 |
神奈川
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~電動自動車に搭載されるパワー半導体の測定・検査装置のメーカー~
コペル電子は、自動車メーカーや大手電機メーカーを顧客とする『パワー半導体の測定検査装置』の開発・製造を行なっています。
パワー半導体はハイブリッド自動車(HV)や電気自動車(EV)などに用いられています。その性能により、自動車の性能が左右されるため、検査装置にも最新性能が要求されます。当社への期待も大きなものとなっているのです。
コペル電子は受注生産により、他にないユニークでオリジナルな装置を開発・設計製作し、自社ブランドで自動車メーカーなど大手企業各社に納入している先端技術会社です。開発工程では、社内のエレクトロニクス部門・ソフトウェア部門・メカトロニクス部門の設計3部門が協力し、設計から納品までを一貫体制で行なっています。当社を代表する現在注目のHV車やEV車に用いられる電力用半導体の測定検査装置は、少量多品種というよりは、むしろ単品生産であり、自動車メーカー各社に合わせたカスタマイズ生産品。社内外の各部署と協力しながら一体感の中で、一から作り上げていきます。少数精鋭ならではの『モノづくりの醍醐味』が味わえる仕事です。
設計・開発には、様々な分門のエンジニアが関わります。専門外の知識や技術に触れる機会も多く、モノづくりに携わる者にとって、とても刺激的な職場環境です。また、分からない事、技術的な壁での躓きなど、課題に直面した際には、先輩後輩を問わず、教えあい高め合っていく風土があります。他愛のない雑談で盛り上がるなど、先端技術会社には珍しく(?)和気あいあいとした社風も自慢です。また、勤務地は神奈川県。転勤などはありませんので、ひと所でじっくりと腰を据え、家庭など将来をイメージした働き方ができます。親睦会やクラブ活動などもあり、社員間の仲の良さも特徴です。
コペル電子は、皆さんもご存じの大手自動車会社や大手電機会社から注文を受け、主として電力用半導体の特性検査装置を製作している会社です。電力用半導体はHV車やEV車などの心臓部としてなくてはならないデバイス。その性能により燃費や航続距離が左右されるため、各自動車メーカーではその開発や改良に大変力を入れています。その新製品スペックはまさに日進月歩。それらの性能・特性を測定する測定検査装置にもまた最新のスペックが要求されます。コペル電子では、これらの厳しい要求に対応するため、設計技術陣が密接に連携してカスタマーの意向を汲み、細部にまでわたって顧客満足度の高い製品を開発することで、高い評価を得ています。
事業内容 | 半導体測定装置・検査装置、電子計測器、メカトロニクス関連機器、電子応用機器、理科学装置、コンピュータ関連機器の開発・製造および販売
□技術系3部門□ ■エレクトロニクス部門(エレクトロ課) 測定・検査装置の中でも、心臓部である測定回路や制御回路の開発設計。 ■ソフトウェア部門(システム課) 装置全体の制御やインターフェイス、外部機器やネットワークとの通信方式などを開発設計(組み込み用CPUのソフトウェアやPCのソフトウェア設計を含む)。 ■メカトロニクス部門(メカトロ課) 測定装置としての基本性能の向上に向けた構造設計ならびにデバイスのプロービングやハンドリングの設計。 |
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設立 | 1968年(昭和43年) |
資本金 | 4,900万円 |
従業員数 | 51名
※2022年4月末現在 |
売上高 | 17.9億円
※2023年3月期実績 |
代表者 | 代表取締役社長 中野 繁太 |
事業所 | <本社>
〒243-0034 神奈川県厚木市船子43 |
当社ホームページ | https://www.copernics.co.jp
※当社開発の半導体検査装置など、様々な情報が記載されています。ぜひご覧ください。 |
主要納入先 | トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、本田技研工業株式会社、株式会社デンソー、株式会社豊田自動織機、アイシン・エィ・ダブリュ株式会社、ローム株式会社、ソニー株式会社、日本電気株式会社、株式会社東芝、キヤノン株式会社、株式会社日立製作所、富士電機株式会社、新電元工業株式会社、株式会社ルネサスエレクトロニクス、富士通株式会社、パナソニック株式会社、新日本無線株式会社、岩崎通信機株式会社、三菱電機株式会社、株式会社東京ウェルズ、サンケン電気株式会社、シャープ株式会社、ダイキン工業株式会社、アルプス電気株式会社、株式会社リコー、日本インター株式会社、株式会社三社電機製作所、日本電信電話株式会社(NTT)、アンリツ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、関西電力株式会社、独立行政法人情報通信研究機構、大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台、独立行政法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部(順不同) |
沿革 | 1968年
・資本金160万円をもって設立 1969年 ・トランジスター自動選別器 開発 1970年 ・資本金400万円に増資 1972年 ・教育用電子計算機シミュレータ 開発 1973年 ・資本金630万円に増資 1975年 ・ショットキーバリアダイオード用スイッチングタイム測定器 開発 1980年 ・コレクター電圧電流300V/50Aのトランジスタースイッチングタイム測定器 開発 1983年 ・資本金2,450万円に増資 本社工場増築完成 ・神奈川県知事より神奈川県優良工場の表彰を受ける 1986年 ・神奈川県標準工場の指定を受ける 1990年 ・資本金4,130万円に増資 1991年 ・現在地に新社屋完成 1995年 ・TO-220/3P用高速テストハンドラー 開発 1996年 ・車両用IGBT(3KV/1200A)静/動特性測定器 開発 1998年 ・かながわ中小企業モデル工場の指定を受ける 1999年 ・非接触ガラス電極基板パターン開放/短絡検査装置 開発 2001年 ・小松エレクトロニクス(株)より理科学装置の製造・販売を移管 2003年 ・パワーデバイス用チップ素子の検査用ハンドラ・テスタ 開発 2004年 ・ISO14001認証取得 ・非接触P/Nチェッカー 開発 ・車載用IGBTの低温から高温(-40℃~150℃)までの動特性検査装置 開発 2006年 ・ハイブリッドカー搭載用インバータ制御多チップIGBTの動特性検査装置 開発 2010年 ・多チャンネルパワーサイクル試験器 開発 2012年 ・資本金4,900万円に増資 2014年 ・Gan、Sic半導体テスタ 開発 2016年 ・超低ストレー動特性テスタ 開発 2021年 ・ISO9001:2015認証取得 |