サントリー知多蒸溜所株式会社

伊勢湾に臨む知多半島にある、知多蒸溜所。モルトウイスキーの山崎蒸溜所や白州蒸溜所とともに、サントリーグループが誇るグレーンウイスキー蒸溜所です。その中でも、世界に類を見ない多彩なグレーンウイスキー原酒のつくり分けを行っており、、独自の高品質な原酒を生み出しています。40年以上の伝統に培われたものづくりと革新の技術に加えて、社員一人ひとりのウイスキーづくりへの思いとグループのDNAである『やってみなはれ』の精神で、サントリーのウイスキーづくりを支えています。

2015年に発売されたシングルグレーンウイスキー「知多」で知られる知多蒸留所ですが、実は1972年の竣工以来40余年、世界中から高い評価を集める「響」やハイボール人気を支える「角瓶」などに不可欠なグレーンウイスキー原酒をつくり続けてきました。また当社ではサントリーチューハイ「－196℃」「ほろよい」などの原酒（スピリッツ）も生産しています。巷の人気を追い風に、生産量は増え続け、現場は嬉しい悲鳴をあげています。またウイスキーは市場に出るまでに早くて数年、長いもので何十年もかかります。「今日蒸溜したウイスキー原酒が市場に出るころの自分の成長した姿を想像しながら、毎日頑張っています」と社員たちは語ります。