採用担当
Eです。
当社の属する「IT企業」というのはいくつかのカテゴリに分かれています。
クリエイティブなことを行うデジタルグラフィックの会社
広告宣伝を目的とするWEB広告企業
電化製品のマイコン部分を作る家電の会社など
多くの種類があります。
しかし、いわゆる「IT企業」は、当社のような会社が属するSIer(エスアイアー)がほどんどです。
システム屋さんですね。
システム開発は非常に大規模でお金がかかることから、1社で行うことが難しいです。
日本ではピラミッド構造の中にいろいろな会社が参画し、協力してシステムを作り上げています。
米国にもSIerはありますが、ビジネスモデルは日本とは違います。
米国には起業文化があり、国籍問わず、リスクを取る代わりに自由にシステム開発に参画できる土壌があります。
そのため、ニーズにフィットさえすれば、投資してくれる投資家はたくさんいて、ひとたび成功すればドリームが見られるわけです。
日本はそうではなく、いかにリスクを取らず、最小限の資源で良い結果を生み出すかに近い思想で開発が行われます。
従いまして日本では大手ベンダーと言われる誰でも知っているSIerの発注で多くの会社が仕事をしている現状があります。
大手ベンダーに就職したい人もいるでしょう。大手ベンダーは給与も福利厚生も高いですし。
しかし、その分発注側という大きな責任もあります。
もし、IT企業、とくにSIerに就職したい場合、就職先が大手ベンダーであっても大手ベンダー以外でも何かを作るという意味では同じです。
大手ベンダー以外に就職するメリットとしては実際の開発に深く関わることで、“手を動かす力”が自然と身につきます。
また、クライアントのニーズを受け取り、それを形にする“ものづくり”の最前線に立てます。
当社のような企業も視野に入れてみてはいかがでしょうか?