当社は、中央・南アルプスに挟まれた信州飯田を拠点とし、豊かな自然から生み出される美しい水を原料とした氷製造を中心とした事業を営んできました。1900年に創業し、時代のニーズに合わせて大手コンビニ向け袋詰め氷など全国のお客さまへ良質でおいしい製品を届けています。現在は培って来た技術力やノウハウを活かし、地域素材を生かした本物志向の食品事業、冷凍物流事業など複合的な展開をはかり開発型企業を目指しています。
企業は継続である。継続とは企業を永久的に存続させることであり、企業は興した以上個人のものではなく、全社員、社会的なものであることを基本として認識しなければならない。 全社員は人類の歴史的観点から見てほんの短い時間経営を継続しているだけであることを確認する。そして次の世代をになう人達に知恵と知識を傅え冷力を基盤とした信頼ある事業の推進を通じて豊かな社会造りに貢献することを理念とする。
1世紀を超える氷製品の製造で培って来た技術力とノウハウを活かし、国内最大規模のイベント企画や施工から氷彫刻まで、幅広い製品やサービスを提供することができるのが当社の最大の強みです。それだけに留まらず、食品製造OEMなどの新たな分野へも積極的なチャレンジをすることで、着実に業績を拡大しながら企業として順調に成長して来ました。現在では本格的加工設備と発酵生地で製造される豚まんや、保冷技術を活かした冷蔵・冷凍倉庫の運営、さらに物流など幅広い分野に活動領域を広げています。これからも社会的ニーズを見出し、マーケティング力と生産技術を駆使しながら、チャンスを的確に捉えて大きく飛躍していきます。
当社は、明治から続く長い歴史を持つ企業ですが、考え方や社内の雰囲気は比較的新しく、和やかです。先輩・後輩という上下関係もなく、お互いを尊重しながらひとつの目標に向けて助け合い、協力しながら日々楽しく仕事をしています。働きやすい職場環境を実現するため、福利厚生の充実にも力を入れて取り組んでおり、長く安心して働くことができます。新たな事業分野の開拓など、若い発想とチャレンジ精神を活かせる場面も多く、若手も十分活躍できる仕事であることも魅力の一つです。技術を学び、知識を身につけながら豊かな自然に囲まれた過ごしやすい環境の中で、のびのびと成長することができます。
事業内容 | ○氷雪製造並びに販売
○食品製造業(惣菜/菓子)並びに販売 ○イベント事業対応 ○かき氷事業一式 ○冷蔵倉庫業 ○一般貨物運送事業 ○かき氷材料及び一般食品・関連機器販売 ○保冷材製造・鮮度保持関連資材販売 ○冷凍食品リパック業 ○ドライアイス販売並びに関連資材販売 |
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設立 | 1963年11月 |
資本金 | 2,000万円 |
従業員数 | 80名(2024年1月時点)
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売上高 | 234,000万円(2024年3月時点) |
代表者 | 代表取締役社長 宮下 茂樹 |
事業所 | ■【松尾営業本部/アイス信州飯田工場】
〒395-0812 長野県飯田市松尾代田900番地 【総務部】 〒395-0043 長野県飯田市通り町2丁目22-1 【通り町営業所】 〒395-0043 長野県飯田市通り町2丁目2番地 |
沿革 | 明治33年 宮下慶治郎により、伊賀良村北方(現飯田市北方)及び上郷村黒田(現飯田市黒田)に天然氷の採取池・氷倉を築造。飯田町(現飯田市通り町二丁目)を販売所として「宮下氷問屋」を始める。地域の暮らしの氷と、それを利用した冷蔵庫により地場産業である蚕種の冷蔵等を手がける
昭和28年 天然氷に加えて機械装置による製氷を開始(通り町) 昭和33年 永年続いた天然氷製造を廃止し、機械装置による製氷(人造氷)に完全転換 昭和36年 社屋完成(現通り町本社) 昭和37年 製氷装置に加え営業冷蔵庫として設備完成、製氷冷蔵業となる 昭和38年 宮下製氷冷藏株式会社として法人化。代表取締役社長 宮下宏就任 昭和45年 飯田卸売市場発足に伴い、地域冷蔵五社と新市場二社を軸に五冷飯田冷蔵株式会社設立に参画 昭和53年 小久保製氷冷蔵株式会社との提携。工場建設の為の水選び、試作・ライン検討に入る 昭和55年 業務拡大に伴い、水選びの後、飯田市松尾に袋詰め専門製造工場を竣工 平成02年 松尾事業所 第2期(B棟)製品保管庫の増設 平成03年 松尾事業所が食品衛生優良施設として社団法人日本食品衛生協会長表彰を受賞 平成05年 代表取締役社長 林稔就任 平成12年 代表取締役社長 宮下茂樹就任。株式会社宮下コクボ創設。蓄冷材新工場棟増設。一般貨物運送事業開始 平成20年 松尾事務所、東山道第二工場竣工。 平成26年 松尾事業所 二号井完成、グラス商品全自動ライン及び製氷設備増強新社屋完成 平成30年 松尾事業所西館に新たに食品開発室及び食品研究室拡充(子会社)株式会社宮下コクボを株式会社アイス信州に社名変更。経済産業省 地域未来けん引企業に認定される 平成31年 立体自動倉庫ニ棟目竣工 CO2自然冷媒を採用し脱炭素化を推進 令和2年 純氷自動生産ライン、氷雪研究棟 竣工 令和4年 地下天然水の科学的調査、恵まれた水環境の地質的根拠を専門機関にて調査 令和5年 製氷冷凍装置の更新に際し欧州の先端技術を導入し、製氷設備の脱フロン・自然冷媒化を達成 |
ホームページ | http://www.m-ice.co.jp/index.html |