「旭工芸株式会社」は1962年に設立。主に電子部品の搬送や保管に欠かせない「キャリアテープ」を製造・販売しております。国内5ヶ所の工場で生産された製品は、国内外の電子部品メーカー様へ日々供給されています。「オリジナル製法」「自社開発のラインによる安定供給」「さまざまなオーダー・納期への柔軟な対応」をアドバンテージに、取引先と信頼関係を築き、安定したモノづくり事業を継続しています。
当社は電子部品の製造に無くてはならない、キャリアテープを生産しております。 材料となる台紙も、製紙メーカーと共同開発。非常に高い国際競争力を持っております。さらに生産に必要な機械設備や金型、電子制御なども自社で設計開発しています。今年で創業61年。若手から経営陣まで一丸となって、ニッチでグローバルな分野に日々チャレンジし続けるプロ集団です。
【先輩インタビュー 生産部設備課Hさん(2020年4月 工学部機械サイエンス科卒)】Q,仕事のどんなところが好きですか?やればやるほど、任せてもらえる業務の幅が広がっていくところです。当然知識やスキルの幅も増えていくので、自分の可能性の広がりも実感できて、毎日が楽しくてやりがいがあります。簡単に言うと、性に合っているということかも知れませんが。とにかくやってみたいことがあれば、かなり自由にやらせてもらっています。笑それから、業務に必要な研修やセミナーにもどんどん応募できます。トータル的に「なりたい自分」へのステップアップがスムーズな社風だと思います。
お客様の期待を超えるモノづくりの原動力は、生産設備設計・金型設計に取り組む技術者たちの情熱です。お客様から困難なオーダーが入ったときも、できない理由を探すのではなく、プラス思考で「どうすればできるのか?」と考え、みんなで知恵を出し合いながらモノづくりに日々チャレンジしています。当社には昭和の時代に世界を驚かす音響機器を設計した人や、PLC設計の神様と呼ばれる人など、レジェンド級のエンジニアも在籍しています。「モノづくり、やってみたい!」。そんな方であれば、きっとたくさんのことを学べるはず。当社の匠の技を、惜しみなく伝授しますので気になった方は、是非ご応募ください。
事業内容 | 小型電子部品用キャリアテープとエンボスキャリアテープ、端子板の製造販売、各種生産設備・金型の自社開発 |
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設立 | 1962年(昭和37年)6月4日 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 97名(2023年3月1日時点) |
売上高 | 57.1億円(2022年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 佐々木 博孝 |
事業所 | ◎本社/東京都足立区中央本町5-11-13
◎草加工場/埼玉県草加市青柳8-48 ◎静岡工場/静岡県裾野市今里347-5 |
主要取引先 | 京セラ(株) ・ TDK(株) ・ サムスン電機 ・ 三菱マテリアル(株) ・ (株)村田製作所 ・ パナソニック(株) ・ 太陽誘電(株) ・ アオイ電子(株) 他200社以上 |
経営理念 | ~信頼こそ実力~
『モノづくり』企業として、常に技術の高度化に努め、 すべてのステークホルダーに信頼される企業を目指します |
沿革 | ■1962年06月
東京都足立区千住旭町17番地に「旭プレス工業株式会社」として創立。 自社開発の専用機により、主として真空管用ソケットピンを自社開発の専用機により製造し、販売を開始する。 ■1965年10月 社名を「旭工芸株式会社」と改称し、小型モーター部品、玩具用スイッチなどプレス部品の製造販売を開始する。 ■1965年11月 ラグ端子の自動打ち付け機を自社開発し、民生トランス用ラグ端子板の製造販売を開始する。 ■1973年02月 現在地「東京都足立区中央本町5-11-13」に移転し、民生用トランス・ソレノイド・蛍光灯用安定器などのラグ端子板製造に専業化。 また、絶縁材料などの穴あけ加工機を自社開発し、精密穴あけ絶縁板の加工販売を開始する。 ■1982年09月 チップ形電子部品収納用紙キャリアテープの加工設備を自社開発し、3216・2125パンチ品の加工販売を開始する。 ■1982年12月 ハトメ端子の自動打ち付け機を自社開発し、ソレノイド・コイル用ハトメ端子板の製造販売を開始する。 ■1985年06月 紙キャリアテープ1608パンチ品の販売を開始する。 ■1987年04月 ラグ端子板・穴あけ絶縁板の生産量がわが国市場でトップクラスのシェアとなる。 ■1987年08月 チップ形電子部品収納用プラスチックキャリアテープの成形機を自社開発し、エンボステープの加工販売を開始する。 ■1988年04月 社屋拡充により、紙キャリアテープ原反スリッタを設置し、紙キャリアテープパンチ加工プロセスの一貫性をはかる。 ■1988年05月 チップ部品とテーピング工程の省力化をねらい、紙キャリアテープのトラバース巻き取り方式開発に着手する。 ■1988年07月 紙キャリアテープ1005タイプの販売を開始し、品質精度を重視した極小サイズ品対応の加工設備構築をはかる。 ■1989年08月 紙キャリアテープ1005タイプの角穴ケバ対策として、角穴部ケバ除去処理品を提案・納入し、好評価を得る。 ■1990年10月 紙キャリアテープトラバース巻き品の省力化メリットを提案し、テーピング工程省力化効果大として納入を開始する。 ■1993年08月 工場拡充により、紙キャリアテープ多品種小ロット・極小タイプ専門設備を増設する。 ■1994年10月 工場拡充により、プラスチックフィルム原反スリッタを設置し、エンボスキャリアテープ加工プロセスの一貫性をはかる。 ■1995年04月 紙キャリアテープ0603タイプの販売を開始し、高品質・高精度製品供給の設備再構築をはかる。 ■1998年08月 紙キャリアテープ角穴部がポケット形方式の加工設備を自社開発し、1005・0603タイプのポケット形テープ販売を開始する。 ■2000年03月 金型工場を拡充し、金型製作設備を増設する。 ■2001年03月 紙キャリアテープ0402タイプの販売を開始する。 ■2005年10月 樹脂パンチテープの販売を開始する。 ■2007年02月 川口工場に於いて、ISO9001:2000認証取得する。 ■2009年07月 静岡工場を拡充し、生産効率向上をはかる。 ■2014年04月 八潮工場と川口工場を草加工場に集約し、生産効率向上をはかる。 ■2018年02月 草加工場に於いて、ISO9001:2015年度版へ移行完了。 ■2022年03月 取引先様から優良サプライヤー表彰と感謝状拝受。 35年連続黒字決算達成。 ■2022年10月 草加工場第四工場竣工。 業務生産性が大幅に向上。 |