社会福祉法人恵愛福祉事業団

社会福祉法人恵愛福祉事業団は、戦地より帰還した初代理事長によって、まずは昭和23年に恵愛保育所を開設しました。当初は寺の片隅の小さな保育所からスタート。理念として「生かせいのち」を掲げ、人間の尊厳を重視した事業運営を志し、こども園、児童養護施設、児童家庭支援センター、指定障がい児・者入所施設の4つの施設を複合的に構築することで、充実した福祉サービスを提供しています。利用者が尊厳を守りながら自立を目指す支援を行うため、スタッフの研鑽に努め、利用者の満足度の向上を図ってきました。今後も福祉サービスを通して、地域社会に貢献できるよう尽力していきます。

当事業団では、けいあいこども園、恵愛学園、児童家庭支援センターけいあい、白鳥園の4つの施設を運営しています。保育士は、けいあいこども園において就学前の子どもたちの保育を担当していただきます。保育士及び児童指導員は、障がい児施設の白鳥園や児童養護施設の恵愛学園で、家庭での養育が困難な子どもたちの成長や自立を支援する仕事です。生活支援員は、白鳥園わこうにて障がいのある利用者の日常生活支援や生産活動の指導などを担当。いずれの職種も人と人との関わりが重要な仕事なので、当事者や周囲の職員と話し合い、協力することが大切です。さまざまな経験を通じて、やりがいや手ごたえを感じ、人間的にも成長できる仕事です。

職種を問わず、あたたかい人柄の職員が多く、さまざまな課題に対して丁寧に向き合いながら取り組んでいます。分からないことや困ったことがあっても、周囲がしっかりサポートしてくれるので、安心です。育児や介護などの事情でフルタイム勤務が難しい場合は、パートなどに切り替えて短時間勤務をすることも可能。状況の変化に応じてパートから正職員となったケースもあり、フレキシブルな働き方ができます。福祉の仕事というと、難しいイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、人と人とのつながりを通して、大きな達成感ややりがいを得られる環境です。