2012年に公益社団法人に認定された当法人。創業は1909年と、110年以上にわたり、薬剤師倫理の高揚や学術の振興、薬学・薬業の進歩発展を支援しながら、県民の健康な生活環境づくりに貢献してきました。現在は、薬事情報センターや薬剤師会薬局、試験センターを運営。試験センターでは、主に水質・食品・貯水槽・医薬品・環境関連の検査、温泉の分析、学校環境関連の衛生検査などを請け負っています。
1909年に薬剤師の団体として誕生した私たち。薬剤師会薬局などを展開しながら、薬学・薬業の進歩発展を図ることで鹿児島県民の健康づくりに貢献してきました。事業を行うなかで、地域の保健・環境衛生の維持向上にも寄与したいと設立したのが「試験センター」。医薬品医療機器等法、食品衛生法、水道法および温泉法に関する検査機関として登録を受けており、飲料水の検査や食品衛生に関わる水質検査、環境水の検査(浴槽水、河川水、湖沼水、海水、農業用水、排水など)、食品検査、医薬品検査、微生物検査など幅広い検査・分析に対応しています。ぜひ、生活に関わる検査を行いながら、地域の方々の安全を支えていきませんか?
私たちの仕事は、売上の半分以上が自治体からの飲料水の検査。110年以上の歴史と多くの実績から「鹿児島県薬剤師会さんなら安心」と信頼されています。2013年2月には県内の同業者に先駆けて「水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)」の認定を受け、検査技術が高い水準であることが第三者機関から保証されております。また、学校向けの仕事に携われるのは当法人ならでは。学校保健安全法等に基づく検査を実施。学校で使う飲料水やプール水、室内環境、学校給食の食材検査などを行っています。「地域に密着して働きたい」「子どもの未来を守っていきたい」という方にはピッタリの仕事です。
当法人の「検査員」は、主に試験センターで水質・食品・医薬品・環境水などの試験検査業務や調査研究を行っています。そのため、新卒採用では、工学・農学・薬学系の学部・学科で「化学」を学んだ学生を対象とした採用を実施。化学の知識を活かしながら、検査や分析のスペシャリストを目指していただきたいと考えています。また、ただ検査を行うだけでなく、人前に講師として立つことも。例えば、水道事業に携わる方々へ「水道水質管理研修会」を開いたり、食品事業関係者向けに「食品衛生研修会」を実施したり、栄養教諭等を対象にした「衛生研修会」に講師を派遣したり。多くの人と関わりながら成長できるのも、当法人ならではの醍醐味です。
事業内容 | 薬剤師倫理の高揚、学術の振興や薬学・薬業の進歩発展支援
■薬事情報センターの運営 県民からの薬に関する相談への対応 ■薬剤師会薬局の運営 「かかりつけ薬局」としてだけでなく、会員薬局への不足医薬品の供給業務なども実施 ■試験センターの運営 後発医薬品を含めた医薬品の安心使用を図るための検査や水質(飲料水や温泉水など)や食品、環境などの検査の実施 |
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設立 | 1968年(創業1909年) |
資本金 | 公益社団法人のため、なし |
従業員数 | 52名(2022年10月時点) |
売上高 | 4億8500万円(2021年度試験センター実績) |
代表者 | 会長 小田原 一弘 |
事業所 | 本部/鹿児島県鹿児島市与次郎2丁目8番15号
試験センター/鹿児島県鹿児島市与次郎2丁目8番15号 薬事情報センター/鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8丁目20番7号 薬局/鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8丁目20番7号 |
沿革 | 1909年/鹿児島県薬剤師会(任意団体)が発足
1962年/鹿児島県薬剤師会発足 1968年/社団法人鹿児島県薬剤師会が発足 1981年3月/鹿児島県薬剤師会 試験センター発足 1983年1月/鹿児島県薬剤師会館2階に移転 1993年12月/試験センター新築完成移転 2003年6月/試験センター増築完成 2012年10月/公益社団法人へ移行 |