株式会社岡部マイカ工業所

業種	化学ガラス・セラミックス／重電・産業用電気機器／鉱業／紙・パルプ
本社	福岡

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開発部
押川　雄紀（31歳）

【出身】佐賀大学大学院工学系研究科システム創成科学専攻卒
【年収】非公開

これが私の仕事	マイカ箔の収率向上。マイカ原鉱の砕剥方法の検討から製品化まで弊社ではマイカ（雲母）という、燃えない・電気を通さない天然の鉱物を利用し、マイカ複合材（絶縁・耐熱材料）の設計・製造・加工を行っています。その中でもマイカ箔の収率向上を目指し、新規砕剥技術の開発を行うのが私の仕事です。現状の砕剥方法とは異なるアプローチであるため、方向性の決定には試行錯誤しながらの業務になります。日々、現場の方々と協力し、課題を一つ一つクリアしていくことに面白さや喜びを感じています。トライ＆エラーを繰り返し、よりよい製品を開発することで、お客様のご要望にお応えしたいと考えています。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	マイカ箔の収率を20%向上させ、生産効率を1.2倍にしたこと。入社3年目にマイカ箔の収率を現状より20%向上させ、生産効率を1.2倍程度にしたことです。そもそもマイカ箔の収率は低いということが課題としてありました。これまで収率改善のため多くの試行錯誤を行い60～65%程度まで改善されてきました。しかし、今までのやり方では限界があると思い、現状とは異なる砕剥方法によりマイカ箔の収率向上を目指しました。新規の砕剥技術を導入したため、既存の製品と同等の特性を持たせることが大変でした。他部署の方と連携を図り、何度も試作し、意見交換を行うことで製造条件の確立に至りました。今後の展開として、新規砕剥技術を用いたマイカ箔を量産化させるフェーズに移していきたいと考えています。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	開発部の雰囲気がアットホームであり、メンバーが非常に個性的だった。就職活動では大学で学んだ専門分野を活かすために、化学系の研究・開発職を探していました。岡部マイカ工業所が地元福岡の会社だったこともあり会社説明会に参加しました。説明会でマイカ（雲母）の凄さについて知り、とても興味を持ちました。また、選考中に開発部のスタッフとの交流があり、開発部のアットホームな雰囲気やメンバーが非常に個性的でした。私は、個性的な人の話を聞くのが好きでしたし、このメンバーと仕事をしたら面白いだろうなと思いこの会社に決めました。

これまでのキャリア	開発部（現職・今年で4年目）

この仕事のポイント

	応用研究・技術開発
	日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
	機敏なフットワークと行動力が必要な仕事
	上質のサービスや商品に接し、知識・教養が深まる仕事
	大勢の人と協力しながら進めるのが好きな人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動は自分のことを詳しく考えらえる良い機会だと思います。自分の長所や短所だけでなく、本当にやりたい仕事など深く掘り下げて考え、自分に合った会社かどうか判断してください。僕自身は、これまでの経験が活かせ、自分の性格と合う会社で選んだので、開発部のスタッフとのコミュニケーションが選ぶ決め手になりました。時間をかけて自己分析を行い、納得のいく会社を探してください。

株式会社岡部マイカ工業所の先輩社員

マイカ製品の新規開発・既存製品の改良

開発部
牧　知治
九州大学大学院化学システム工学専攻