松内建設株式会社

近年、建設業界では人材不足や技術継承といった課題を解決するため、デジタル技術の導入が進んでいます。当社も全社員にタブレットを配布して「業務の見える化」を行うなど、積極的にDX推進に取り組んできました。2023年3月、香川県内の建設業者としていち早く経済産業省の「DX認定」を取得。同年5月には設計データを用いた半自動制御型のICT施工機を導入し、作業効率化と安全性向上を実現しています。こうした取り組みの背景には、「従来の建設業界にあった“見て覚えろ”という風潮から脱却し、若手社員にも早期からやりがいのある仕事を任せたい」という思いがあります。今後もDXを進め、社員の活躍を後押ししたいと考えています。

香川県高松市を拠点に、運送業からスタートした松内建設。地域の皆さまの信頼を得て、公共・民間の土木工事を中心とした事業で業績を伸ばしてきました。土木工事のプロ集団として、設計から施工まで“地面に関することならほとんど対応できる”ことが当社の強み。「天然砕石パイル工法」を用いた地盤改良や宅地造成、道路整備、河川改修、埋蔵文化財発掘工事など、公共・民間問わず幅広い工事を手がけています。土木工事は地域の暮らしを守る重要な仕事。土砂災害から街を守る砂防ダム建設や災害復旧工事など、多くの人の命に直結するプロジェクトも多く、当社の社員は土木のプロとしての使命と誇りを実感しながら業務に取り組んでいます。

すっきりと整理整頓され、清掃が行き届いた社内の様子に、当社を訪れた方の多くが驚かれます。お客さまを気持ちよくお迎えできる空間は、同時に社員が心地よく仕事ができる空間でもあります。壁のない広々としたフロアを採用しているのは、社員同士の横のつながりを重視し、心の壁をなくすため。活発なコミュニケーションは、業務効率とチームワークの向上にもつながっています。当社には、社長をはじめ全社員による「環境整備」が文化として根付いており、整ったオフィス環境は社員たちの姿勢そのもの。社内勉強会の開催や資格取得支援など、社員一人ひとりが成長を目指し、やりがいを感じられる職場作りにも力を入れています。