株式会社保健科学研究所

当社は1950年、他社に先駆けて民間の臨床検査センターとして横浜で産声を上げました。その後は順調に事業を拡大し、現在では日本全国でラボや営業所を展開。2020年にはグループをホールディングス化して、ユニバレオホールディングスとしてヘルスケアの分野で新たな価値を提供しています。当社は臨床検査の中でも「検体検査」を行っており、ヒトから採取された血液や尿、唾液、病理組織などを分析。そのデータを医療機関にフィードバックしています。また、介護事業や健診事業など臨床検査以外の事業も展開。さらに日本国内のみならず、新興国や開発途上国などでも事業拡大に努めており、人々の健康と生活をグローバルに支えています。

臨床検査の流れを説明します。まず、営業管理スタッフが医療機関から検査サンプルをお預かりします。その後、検査部門が検体を検査し、報告書やデータの形で検査結果をまとめ、営業管理スタッフがご報告にうかがいます。当社は膨大な数にのぼる検体の受付から結果報告までの業務フローをシステム化しており、正確な検査結果を迅速にフィードバックする体制を構築。そのほか企画管理や研究開発といった部署もあり、多くの部署が連携しながら「チーム医療」として機能しています。人々の健康や命に直結する仕事なのでスタッフ一人ひとりの責任は重いですが、それだけ社会的意義が大きく、職責を果たせた時の達成感は大きなものがあります。

ここでは営業管理スタッフの仕事を例に挙げて、その魅力をご説明します。この仕事は医療現場と検査現場をつなぎ、かけがえのない命をつなぐ「パイプ役」です。日々、多くの医療機関を巡り、時にはドクターから専門的な質問を受けるケースもあります。医療的な知識は社内研修もありますし、仕事をしながら覚えていけるので、専門外の方も心配いりません。営業は専門知識も重要ですが、結局は「ひと対ひと」の仕事です。一つひとつの言葉を大切にしながら、それでいて正解は一つだけではない、そんな面白さがあります。「コミュニケーション能力」と一口に言われますが、先輩たちは自分なりに研究し、自分なりのスタイルを築き上げています。