誤解されがちだけど、文星閣はこういう会社です。
文星閣と聞いて、「老舗の印刷会社」「昔ながらの職人集団」というイメージを持つ人が多いと思います。
たしかに創業から60年以上、印刷を続けてきた会社です。
でも、今の文星閣は、印刷だけをやっている会社ではありません。
ここ5年ほどで、社内はまるで別の会社になりました。
現場の「当たり前」を、仕組みから変えている。
以前は、紙の伝票やExcelで仕事を回していました。
いまはほとんどの工程をクラウド上で管理しています。
案件の進行、見積もり、発注、請求まですべてデータベース化。
営業や製造の社員が、自分たちで仕組みを考え、改善しています。
たとえば、CSOが中心となって開発した「プリナビ」という自社システム。
取引先の印刷会社やメーカーが使う見積・発注ツールとしても展開が始まっています。
もはや「印刷物を売る会社」ではなく、「印刷の仕組みをつくる会社」と言ってもいいくらいです。
社内の空気も、昔とは違います。
「老舗=堅い」という印象を持たれがちですが、
実際には、20~30代の社員が中心となって会議を動かしています。
「もっとこうした方が早い」「こういうツールを使いたい」といった意見が
現場から普通に出てくる職場です。
上司が決めた通りに動くより、
自分たちで考えて、検証して、仕組みに変える。
そのほうが評価される文化になっています。
評価制度も見直され、今は年2回の査定でスコアに応じて給与が変動します。
「努力は数字に反映される」という実感が持てるようになりました。
安定と変化、どちらもある。
印刷業は景気に左右されやすい面があります。
でも文星閣は、長年の取引先との信頼があり、安定した受注があります。
そのうえで、AIやクラウド、外部提携を取り入れながら、
「次の時代に必要とされる印刷会社」へと進化しています。
たとえば:
AIを使った伝票OCR(自動読み取り)システムの実装
工場ラインのデータ管理・分析による効率化
オリジナルの帳票出力ツールの開発
若手によるZINEや小ロット印刷の新規事業
印刷という土台の上に、新しい仕事を自分たちで増やしているのが文星閣の今です。
若手にとっての「やりがいのリアル」
入社1~2年目から、仕組みづくりの会議や新ツールの導入プロジェクトに関わるチャンスがあります。
「上から言われた通りに」ではなく、「自分の意見が仕組みになる」環境。
もちろん最初は学ぶことが多いですが、提案や改善を出す人が評価される会社です。
一方で、ものづくりの現場らしく、地味で地道な作業もあります。
決して楽ではありません。
でも「いいものを作る」ことへの誇りが、社内の共通言語になっています。
その“泥臭さ”が、文星閣らしさでもあります。
こんな人が向いています。
仕組みを考えたり、改善するのが好きな人
現場の空気を感じながら、コツコツ続けられる人
周りと協力して成果を出すのが得意な人
「安定の中に挑戦がある会社」で働きたい人
最後に。
文星閣は、派手な会社ではありません。
でも、本気で変わろうとしている会社です。
印刷業の「次の形」を自分たちで作ろうとしている。
それが、今の文星閣です。
誤解されても構いません。
実際に来て、見て、話せば分かります。
「思ってたよりずっと進んでる」――そう言われることが、いまの私たちの誇りです。