庄内みどり農業協同組合

「農協を利用するのは農家の人だけ」─そのような認識を持っている方が多いかもしれません。しかし、実際には農協は農業に従事する正組合員以外にも、地域の方も准組合員として加入して利用できます。JA庄内みどりは約3分の1が准組合員。地域の農業を支えるとともに、地域の方々の生活を支えること、さらには農家と消費者の架け橋になって、地域全体を盛り上げることがJA庄内みどりの役割です。また、JA庄内みどりの管轄地域は米どころであり、長ネギや和梨、庄内柿、ストックなどの花、豚肉などの特産品があります。地域の特性を活かしながら、農業生産量の拡大と農業所得の増大を通じて、持続可能な農業を実現することも重要なミッションです。

総合職はジョブローテーションを行っているため、農業や販売、金融などに関わる幅広い業務を経験して、様々なスキルが身につく環境です。営農販売部では、農畜産物の生産技術の指導、あるいは農畜産物の販売を担当。購買事業を担う経済部では、農業資材の販売、農業機械の販売やレンタル、修理、ガソリンや日用品といった生活資材の販売などを行っています。また、信用部では、貯金の窓口業務や融資業務などを担当。共済部では、JA共済の生命共済や損害共済の各種商品の販売や契約関連の業務、請求業務などを行っています。いずれの業務も、農業や地域に貢献していることを実感しながら活躍できるという点で共通しています。

JA庄内みどりは本所や支店のほか、融資課や営農課、生産資材店舗、農機センターなどの拠点がいくつもありますが、すべて山形県酒田市・遊佐町に立地。転居を伴う転勤はなく、職員が地域に根差して活躍できる環境です。また、年齢や入社年次に応じた昇給制度を設けているなど、職員が定着する組織づくりを行っています。一方で職員の年齢構成は20代が31.8％と最も多くを占めるなど、現場で活躍するのは若手職員が中心です（2024年4月現在）。若手職員が部門の垣根を越えて交流できる場を設けています。また、若手職員が上司や先輩職員に気軽に相談しやすい雰囲気があるなど、コミュニケーションが活発で和やかな風土も特徴です。