これが私の仕事	車載基板、リチウムイオン電池の保護IC用基板のプロセス検証および評価製品を安定して量産するためのプロセス確立や新しい材料を使用した製品の評価を行っています。製品の特性によって生産設備の設定も変更する必要がありますので、どのくらいの速さで製品を動かすか、どのくらいの力で製品を押し込むかといった条件を検討し、プロセスを確立していきます。また、新しい材料を使用した製品の評価をするにも、実際に作製しないことには何も評価ができないため、自分で一からサンプルを作製した上で評価を行います。膜厚は問題がないか、外観の出来栄えはどうかなどをチェックし、クリアすると次の段階に進めます。自分で製品を作ることで実際の製品がどう作られているのか理解しやすいです。自分で作製し検証するからこそ細かい部分も把握できるため、知識がより身に付くことが面白いです。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	自分が行った検証、評価が新製品に繋がり、会社や社会に貢献できる今はプロセス業務を担当していますが、以前は設計を担当していました。設計を担当していた時は製品の成り立ちに関してはよく理解できていませんでした。プロセス業務では一から自分で製品サンプルを作製し、評価を行うので製品の成り立ちを知りつつ結果どうなるのかを自分の目で確かめることができるので、製品の成り立ちに関しての理解力を身につけることができます。設計で理解できていなかった部分がプロセス業務を通して理解できたこと、自分で検証を行ったから理解もできるし自信を持って人に説明できると思えたことが嬉しかったです。仕事をしていく上で学んだことは、分からないことがあれば一人で悩まず相談してみることです。自分の考えはあっているのかどうかの確認も含めて安心できるのでどの仕事でも重要なことだと思っています。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	福利厚生制度やIoT社会に向けての将来のビジョンの明確さが魅力だったから工学系の大学だったこともあり、将来性のある電子部品の企業に勤めたいと当時は考えていました。設計業務に触れてみたいと考えていたところ大学内の説明会で双信電機と出会い、スマートフォン関係や車載品の部品設計に注力している企業だったので将来性を感じる場所だと思いました。決め手は面接した際によく話を聞いてくれたことでした。自分が受けてきた他の企業はあまり納得のいかない質疑もあり、自分の話したいことを全く話せない面接がほとんどだったのに対し、双信電機では真剣に話を聞いていただいたのでとても話しやすい印象がありました。現在は宮崎での勤務ですが、ここでしかできない趣味や仕事も両立できているのでここを選んで良かったと感じています。

これまでのキャリア	2018年入社⇒情報通信事業本部　情報通信技術部　配属

この仕事のポイント

	応用研究・技術開発
	目標をきちんと予定通り進めることが必要な仕事
	客観的に整理・分析する能力が身につく仕事
	段取り上手な人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就活するうえで大切なことは「どんな自分になりたいか」「どこなら成長できるのか」という考えを持つことかと思います。社会ではいままでの経験で得たスキルを武器にして戦う必要があるため、新卒のうちは「どんな自分になりたいか」、「どんな成長をしたいのか」の2つを全面に押し出してアピールするのがベストかと思います。どうなりたいのか分からない場合は、説明会でいろんな企業を見ながら、自分のいままでの人生を振り返ることで見つかると思います。