こんにちは、ISEKI Japan の採用担当です。
先日、とある学生さんからこんな質問がありました。
「実家が農家なので御社の営業の方と付き合いがあるんですけど、頼んだらすぐ来てくれる感じで助かってますが、休みは取れてるんでしょうか?」
中々鋭い所を突いてきた質問ですね。
お客様の立場からすれば、呼べばすぐ来てくれる人は助かるのでしょうが、逆に会社側の立場になったとしたら、ちゃんと休めているのか心配になる・・・。
ちなみに実際には休んでいないのではなく、「交代で休みを取っている」というのが正解です。
弊社の場合、忙しくなる時の要因がはっきりしておりまして、田植えや稲刈り等の時期にお客様から修理等の依頼で呼ばれることが重なって忙しくなります。
つまり忙しい時期が先に分かっているので、仕事が滞らないようメンバー間で交代で休みを取りながら全体の仕事を回していく体制を事前に用意しております。
よって、中には土日にお客様対応にあたる社員もおりますので、お客様の立場からすると休まずに働いているように見えてしまうようです。
実際にはその社員は別の日に休んでおりますのでご安心ください。
また、最近ではシンプルに「年間休日は何日ですか?」と聞かれることも多くなりました。
現状は110日ですが、これは学生さんからすると少なく感じてしまうようです。
まあ私も休みが多いならそれに越したことは無いと思いますが、皆さんに一つ注意していただきたいのが、表面的な日数と実態とが合致していない場合があるということです。
会社によっては、通常の公休(定休日)以外に別の休暇制度があり、その日数を足して公表している場合があります。
また、休日が多いと言っても、その分1日の労働時間が長い場合もあります。
弊社は1日7.5時間ですが、会社によっては1日8時間の所もあります。
そうすると、例え休日日数が多くても、結局年間の総労働時間が結構多い場合もあります。
この辺りは各自の働き方に関する考え方の違いもあると思いますので、どちらが良いかはその人次第かと思いますが、少なくとも単純に日数だけを確認しても実態が見えてこないというのは察せられたかと思います。
せっかく質問するんですから、より深く事情が分かるように掘り下げていけると良いですね。