こんにちは、ISEKI Japan の採用担当です。
立場上、私は学生の皆さんが書いた履歴書・エントリーシート等を読むことがあるのですが、その際少々気になっていることがあります。
履歴書にしろエントリーシートにしろ、沢山の企業に出すものではあるのですが、内容的には毎回ほぼ同じことを書きますよね。
私自身もかつて経験したことですが、正直言って面倒くさいですよね。
強いて挙げれば志望動機の所はちょっと内容を変えるくらいだと思いますが、個人的には口ベタなこともあって面接時に口頭で説明しなくて済むよう、志望動機の欄は力を入れて書いた覚えがあります。
ただ最近はこの志望動機の欄ですら、どこの会社でも通用するような抽象的なことしか書いてないケースが増えているように感じます。
企業や学校によっては、そういう形式的なやりとりに終始してしまうやり方には意義を見出さないようで、そもそも志望動機等の欄を最初から設けない事例も増えているようですね。
今回は志望動機欄を例に挙げましたが、本稿で私が言いたいことは、「(志望動機欄かどうかに関わらず)多少なりとも自分の言葉で書いた方が印象が良い」ということです。
どこかに書いてあることをコピーするとか、最近では生成AIに書かせるとか、そういった効率重視も一つの考えだとは思います。
しかし、弊社が学生さんに求めているのは、コピーや生成AI等の無機質な文章ではありません。
極論すると、そんなものは文字通り代替できるので、わざわざお金を払って採用したいとは思いません。
詳しくは会社説明会等でご確認いただければと思いますが、弊社では人柄を重視して採用活動を行っております。
ですから選考においても皆さんの人柄が良く分かるようなポイントを注視しておりますが、応募書類の書き方においても、多少なりとも人柄を感じられるように書いてもらえると好印象になります。
念のため補足しますと、文章が上手いとか下手とか、書いてあるエピソードが派手だとかショボいとか、そういったことではありません。
皆さんの人柄が伝わってくるかどうかです。
そのためには、やはり自分の言葉で書いてもらうのが一番だと思います。
世の中の企業全てがそうではないと分かってますし、沢山書くのは大変だとも思いますので、決して深刻に考えなくて大丈夫です。
ただ、一部分だけでも自分の言葉を入れるようにしてもらうと皆さんのアピールにもつながるかと思ってご紹介した次第です。