こんにちは、ISEKI Japan の採用担当です。
採用の仕事をしていて最近気になっていることがあるのですが、それは「休日数」をやたらと重視する風潮です。
そりゃあ、休みが多い方が良いですよね。
私も同感です。
ただ、昨今の風潮は、とにかく休みの多さにばかり気を取られて、それ以外のことが後回しになっているように感じられます。
〇それだけ沢山休んで、何をするんでしょうか?
〇休日が多いということは逆に言えば出勤日が少ないわけで、自分の仕事を出勤日の間にキッチリ終わらせる準備はできているのでしょうか?
〇休日数以外の待遇をきちんと把握した上でその仕事を選ぶことができているのでしょうか?
余計なお世話であることは承知してますが、何だか心配になってしまいます。
いわゆる「ワークライフバランス」とは、一体どのようなものでしょうか?
さて前置きが長くなりましたが、弊社は近年、「休日数が少ない」という点において学生の皆さんの期待に応えられていないように感じております。
これでも少しずつ休日を増やしてきてはいるのですが、近年はそれ以上のスピードで他社が休日数を増やしており、弊社は後れを取ってしまっているようです。
ただ、この場を借りて言い訳をさせていただきますと、ワークライフバランスというものは、何も休日数だけで決まるものではないと思います。
例えば弊社は年間休日が110日で、他社と比較してあまり多いとは言えませんが、私は自身のワークライフバランスがワークに偏っているとは感じておりません。
弊社の休日についてもう少し詳しく解説しますと、弊社は春と秋が忙しいので休日が少なめになります。
一方で夏と冬は余裕があるので、お盆前後や年末年始はそれぞれ10日間くらいの長期休暇があります。
休みが少ない春と秋は、確かに疲れます。
しかし、最初から忙しい時期だということが分かっているので、社員はそれなりの準備をして臨むことができます。
一方で夏休み・冬休みは長いので、例えばお盆やお正月の帰省ラッシュ・Uターンラッシュの時期を少しずらして帰省や旅行をすることができます。
弊社の仕事は忙しい時期とそうでない時期が明確になっているので、それに合わせた働き方を工夫すれば、結構楽しく過ごすことができているのです。
しかしこういうことは表面的な求人情報だけでは分かりづらいかと思いますので、目先の休日数だけで判断するのは早計です。
ぜひ皆さんは深く調べて企業選びをするようになっていただきたいなと、お節介ながら感じたことを今回ご紹介した次第です。